「トルコ編(2011年)」です。
今回も三菱からですが、「ランサー」をご紹介。
1973年から続く、伝統あるモデルの第6代目で、「ギャランフォルティス」と統合された現行型(海外では「ランサー」として販売)からすれば、先代モデルということになります。
販売期間は2000年から2010年と長く、そのうちの中期型(2003~2005年)が写真の2台。
いわゆる「ブーレイ顔」と呼ばれた富士山型のフロントグリルが特徴ですね。
この2台がさらに目だっていたのは、写真上の車は、赤のボディにトルコ国旗の紋章がデザインされていたこと。
写真下の車は、カーボンボンネットを装着していたことです。
カーボンボンネットが本物かどうかの確認までは出来ませんでしたが、もし「ランサー用」のものが製造・販売されているとなると、ベースとなる車が、それなりの数は売れているということになります。
そう言えば、やたらと、この世代のモデルだけが走っていました。
販売戦略上の理由などがあるのかも知れません。
また、この車両はタイヤの扁平率も相当なもので、フェンダーとの隙間も、ほぼ皆無。
「ボディに干渉するのでは?」と思えるほどでした。
段差やカーブ等も多い日本の一般道ではおおよそ不可能なレベルですが、このあたりはトルコのチューニングの事情が違うということですね。
他、他の車種でもカーボンボンネット装着車を2~3台、目撃。
こちらも流行りなのかも知れません。