昨日は出かけたついでに日産にて「Newティアナ」の試乗をしてきました。
お邪魔したのは、以前、「グロリア(Y32型)」を購入したこともある、いつものディーラー。
試乗車は「250XL」というグレードです。
試乗車というと、「最上級グレードにオプション満載!」の車が用意されていることも多いですが、「車の性格上、マッチしそうな方を用意したのか」、「このところのガソリン高騰で売れ筋となりそうな方を準備したのか」、V6-3.5L車ではなく、V6-2.5L車の方でした。
売れ行きを聞いてみると、先代のV6-2.3Lからの乗り換えを中心に、結構、出ているそうですが、V6-2.5L車が中心で、3.5L車の方は少なめとのことでした。
さて、試乗ですが、「スカイライン」や「フーガ」でも走った、いつものコースです。
まず、アクセルを含めた操作系ですが、全てが軽めです。
そして、アクセル開度に対する「車の反応」は、ちょうどいいくらい。
以前、「スカイライン(現行型/セダン)」が、もっとガバッと前に出たのに比べると、「人間の感覚にマッチしていて自然」だと思いました。
この辺りは、車の性格を考えた上でのチューニングか、CVTの性質によるものでしょう。
街中を流してみると、動力性能の不足は一切、感じません。
営業さんによれば、先代の2.3Lに比べて随分と余裕があるそうです。
これだと、「3.5L車の存在価値は?」なんて考えてしまいますが、「さらなる余裕のトルク」が得られるもよう。
走り出すと、乗る時に感じたボディの大きさは忘れていました。
最近の車はボディに占めるキャビンの割合が大きいので、ある意味、ボディのサイズはつかみ易いと思います。
実際には、それなりの大きさがあるので、スーパー等の駐車場で、2台の車の間に停める際には緊張感もあるでしょうが、「慣れれば問題なしのレベル」だと思いました。
最後にサスについて。
これも車の性格上か、ソフトなものです。
が、いつもやる「結構、ハードな急旋回」でも、しっかり粘ってくれたので、沈んだ(縮んだ)奥の方では一定の強さでボディを支えてくれているのを感じました。
これくらいだと、通常の使い方(+α)程度では、限界を超えることはないでしょう。
ということで、10分ちょっとの試乗を終了。
車を降りる時に「あっ」と思ったこと。
以前から、少し気になっていた「何か見たことのあるデザイン」という点なのですが、同じ日産の「プレサージュ(現行の前期型)」にちょっと似ているかも?
※写真で比較してみました。
ということで、久々の試乗を終了。
ガソリン高騰のこの時期に他人様のガソリンで有意義な時間を過ごすことが出来、とても感謝しました。
ところで、この帰りに、スバルの「エクシーガ」も見に行きたかったのですが、発表直後で混んでいることが予想されたのと、時間が無くなってきたこともあり、断念。
テレビCMを見る限りは「レガシィ的なプロポーション」なので、実際のところを見てみたいですね。
これについては、ディーラーも落ち着き、試乗車にも余裕が出てくる頃に行ってみようと思います。