私は、この二、三日前から、こんなことに熱中してしまっていました。と言っても、「してやろう」とか「やってやろう」と言う気でしたのではなくて、自然とそういう「気分、雰囲気」になって出来上がった作品です。
一度、ご覧ください。
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ほおにひとすじ
空の 青さに 見とれていたら
今の わが身が 悔やまれた
自分の思いが ままならず
つらさ 悲しさに 泣いたけど
確かな 明日を 信じれば
ほおに ひとすじ
涙こぼして うれしいな
押入れの アルバム 取り出したら
かわいい あの子が 写ってた
薄れた 記憶も 時の隔たりに
ただ 思い出す 懐かしさ
今は 孫たちの 相手をすれば
ほおに ひとすじ
涙こぼして 楽しいな
久し振りに 母の手 握ったら
長らく 伏せてて 痩せていた
柔和に 見せる 面影に
ひたすら 達者に 働いてた
元気な 若い頃と ダブらせれば
ほおに ひとすじ
涙こぼして 懐かしく
陽は 西山に 落ちて行ったら
みんなの家々に 灯は灯った
それぞれに 定めに 生きていき
今日も 残す 足跡に
東の 空に昇る 月見れば
ほおに ひとすじ
涙こぼして 美しく