【ながさき鯨カツ弁当】(長崎駅)
2022.10.4投稿
2019年(平成31年)1月18日
京王百貨店新宿店「第54回元祖有名駅弁と全国うまいもの大会」で購入
価格1,080円
[製造元](株)くらさき
宮本武蔵が肥前の海で鯨と戦ったという物語の浮世絵、歌川國芳の『宮本武蔵と巨鯨』が使われている掛紙がゴム止めされています。
白飯の上に鯨のそぼろをふりかけ、その上に鯨カツが載っています。付け合わせには鯨の竜田揚と柴漬です。
秘伝のタレに漬け込んで揚げたカツは柔らかく、タレの味も濃くなく、ほんのり鯨の風味が口の中に広がる絶品で、鯨好きにはなんとも言えません。
カツの下にある甘辛鯨そぼろがソースの役割を果たして、何も付けたりかけたりしなくても白飯によく合います。
付け合わせの鯨の竜田揚げ。こちらは秘伝の醤油ダレに漬け込んだだもので、カツに比べて多少味が濃いめで、鯨カツに負けない存在感があります。
鯨はちょっと生臭くて…、と言う方でもそれなりに美味しくいただけると思います。 柔らかいお肉を噛めば噛む程、ほんのり鯨の風味が口の中に広がりますが、牛肉や豚肉の時として感じる脂っこさもなく、何より冷めても美味しいカツと竜田揚げでした。
製造元は元々鯨専門店で、名物の『ながさき鯨カツ』は冷めても美味しいという評判から、2005年(平成17年)に長崎駅の駅弁として誕生しました。
現在も販売されていて、公式ホームページで次のように紹介されています。
長崎駅弁ながさき鯨カツ弁当 販売価格 : 1,296円
長崎駅の名物駅弁です。
白ご飯の上に、鯨のそぼろをふりかけ、その上に鯨カツと竜田揚げが乗った駅弁です。
催事などで取扱うこともありますが、場所によっては取り扱わないこともあります。ご了承ください。
製造元のくらさきは、1946年(昭和21年)創業の鯨専門店です。