ROOM 402

日々多くを思うものですがその思いはすぐにきえて忘れてしまうものです。忘れられない想いや日々の出来事を書き綴ります。

老いぼれ

2009年01月20日 | CINEMA

最近では珍しく立て続けに3本も旧作映画を観ました。
以前からHDRに撮り溜めていたのを一気に観ただけなんだけど
なんかヘンに疲れたなぁ、期待に対する落胆の疲労だな。
今日は私の意に反してヨーロッパの悪報から株価も急落したしね。

今回観たすべての作品に共通するのが60年代から80年代に活躍した
私のヒーローのような役者さんたちがなぜか不思議とペアで出演しているのである。
観た作品を列挙しましょう。

「ルビー&カンタン」
出演:ジャン・レノ、ジェラール・ドパルデュー

「ハーフ・ア・チャンス」
出演:アラン・ドロン、ジャン・ポール・ベルモンド

「イギリスから来た男」
出演:テレンス・スタンプ、ピーター・フォンダ

とまぁ豪華な役者さんが揃っているのですが、ハッキリいってすべてスカでした。
こんなにスゲー役者さん使ってスカなんだから、スカにするほうもスゴイんですけど
マジで観てるほうはスカのオンパレードでタマッタもんじゃなかったです。
「イギリスから来た男」なんて監督がソダーバーグなのになんかユルくてダメで、
「ハーフ・ア・チャンス」なんてヴァネッサ・パラディ(デップ夫人)まで出演し、
監督も名匠パトリス・ルコントなのに大ハズレなんですよ。
これパトリス・ルコント本当は監督してないんじゃないの?と思ってしまいました。
結局、見てる最中に頭の中では
やっぱフランス人てバカなんだとか、
ベルモンドっていつまでも意地っ張りなんだとか、
ピーター・フォンダって結局なにやってもダメなんだとか、
イギリス人(テレンス・スタンプ)の心意気大好きよとか、
ジェラール・ドパルデューってフランスの西田敏行だったんだとか、
アラン・ドロンって歳とってもカッコイイなぁとか、
役者そろえただけじゃ映画ってダメなのねとか、
そんなことばかりが脳内を巡っておりました。
いやー、久し振りのスカ映画3連発でした。

そんな彼らも昔は本当にいい作品がありましたねぇ。
「イージー・ライダー」「気狂いピエロ」「テオレマ」「コレクター」
「太陽がいっぱい」「さらば友よ」「サムライ」
「グラン・ブルー」「ニキータ」「レ・ミゼラブル」「グリーンカード」
時代が違うのでしょう、今見るとダサいのかもしれないけどいいんだよね。

さて、今晩はオバマの就任式です。
こっちの方が今では面白そうなので録画して寝ます。

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