久しぶりに昔買っていたDVDから「ペーパームーン」を観た。
それにしてもこれは名作以外の何ものでもないな。
批評家から監督に転じた名匠ピーター・ボグダノヴィッチの最高傑作であろう。
「ラスト・ショー」が最高という人もいるけど私は断然「ペーパームーン」。
本当によくできた映画だ。
こういう名作を見ると最近のCGだらけで、演技もへったくれもない作品など
無価値に思えてしまう。やはり映画は脚本、ストーリー、役者、音楽ですねえ。
いやぁ、テータム・オニールが弱冠(10歳)でアカデミー助演女優賞を
取っただけの事はある素晴らしい演技であった。
親父さんのライアン・オニールもこのとき70年代初頭はノリにノッていたんでしょう。
すごくカッコイイんですよ。何気にランディ・クエイドがでてるのもおかしかった。
このところ沈み気味だった気持ちがおかげで一気に晴れました。
私にとってのベスト10ムービーのうちの一つです。