TVで見た。スタートした瞬間、ボルトは過ちを自覚した。数歩走り、天を仰ぐ。歯を食いしばってユニホームを脱ぎ、トラックにたたきつけた。フライングによる失格。誰かに負けたわけではない。大観衆の悲鳴の中、ボルトは戦わずして、トラックを去ったのだ。
唯一のウイークポイントは、自他共に認めるスタート。今季は百、二百メートルで6戦6勝だったが、スタートの反応時間は悪かった。「スタートさえ決まれば、残りの60メートルは完璧なのに」とボルトは語っていた。昨季の後半戦は腰やアキレスけんの痛みで欠場。今年5月の復帰戦時にもスタートで出遅れ、神経質になっていた。さらに昨年から、フライングは「一発失格」にルールが改正され、世界選手権では今大会が初適用。そんな要素が王者の不安に追い打ちをかけたのか。
予選、準決勝は完璧だった。鋭い反応を見せて最初の30~40メートルで勝負を決め、他選手を子ども扱いにして、課題を克服したかと思われた。しかし、決勝では予想外の結果が待っていたのだ。
まだ1度も見たことのないエバンゲリオン。8月26日日本テレビ系列の金曜ロードショーにて放送された『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破・TV版』。その放送終了間際、『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』の公開時期がついに発表された。番組発表によると、『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』の公開時期は2012年秋。TVCMでも盛んに「夏休み最後の金曜ロードショーで何かが起きる。リアルタイムで目撃せよ。」とうたわれていた、その"何か"がついに種明かしされた形だ。
ついに世代が変わったのか?Kスタ宮城でマー君がソフトバンクの強力打線から自己最多、毎回の18奪三振。3試合連続完投勝利となる完封で13勝目を挙げ、連勝を球団タイ記録となる「7」に伸ばした。 夏休みの最後にやってきた星野楽天の快進撃。エース田中の魂を込めた投球で勢いは、さらに増した。わずか1週間で再び巡ってきた杉内とのエース対決をひと目みようと、超満員にふくれあがったKスタ宮城のスタンドは狂喜乱舞だ。「何としても杉内さん相手に勝ちたい。Kスタで同じカードで同じ相手になると思うので、ビシッと抑えたい」 田中がこう決意した今季20度目のマウンド。また、ユーちゃんも7回まで完封8回に惜しくも3点を取られたが良く投げた。同期2人は、対照的だが、次のプロを担う2人なって欲しい
今日はマー君が投げるが相手はソフトバンクなのだ。昨夜は楽天2-0ソフトバンクと楽天がワンチャンスをモノにし、首位のソフトバンクを撃破。五回、内村の適時打で挙げた2点を守り抜き、野村監督時代の2009年9月以来となる6連勝を飾った。22歳対21歳の新人王候補対決。すっかりと秋めいてきた杜の都でドラフト1位、大卒1年目の塩見(八戸大)が躍動した。前回21日、5回2失点で5勝目をあげたソフトバンク打線に緩急自在の投球術で立ち向かった。