あまり期待をするのもかわいそうだが館山とは5年は違う投球だ。本人はショックを隠しきれなかった。
巨人ドラフト1位の沢村が、7回1/3を8安打4失点でプロ初黒星。試合後は何を聞かれても「次、がんばります」と3度繰り返すのみだったそうだ。
5四球と乱れ、ボークとバント処理のミスが失点に絡んだ。六回には、バレンティンに公式戦初被弾。プロの洗礼を浴びた23歳について、
原監督は「投手として繊細さが必要であることが勉強になったのではないか」と話した。草薙球場は1934年に伝説の大投手である沢村栄治が、
日米野球で快投を演じた舞台。“巨人・沢村”として77年ぶりの再現を狙ったが、不満の残る投球内容だった。