北の国の人生ノート

これからの人生を有意義に生きていくための道程。自分で自分のために書く日記です

オシムが求めるものは、サッカーだけじゃない。日本人が大人になるために・・・

2006-08-30 | スポーツ
オシム監督は、公式会見では記者に
「スポーツ・ジャーナリストと呼ぶに
ふさわしいレベルになるまで、忍耐強く待ちます」
と言い放ち、試合後にはFKキッカーに一層の練習をうながした。
そしてもう一つ、日本協会にも注文をつけた、
オシム監督は「地理的にではなく、サッカー的な孤立」
という言葉を用いた。
つまり、欧州で繰り広げられる現在の最高レベルを
体験するのが非常に難しい現状を指摘した。
バスケットでもそうだったように
ここのレベルが圧倒的に低いにもかかわらず
マスコミが扇ぎ立てる。
かえって個人の競技のほうが、各自が自覚し
世界のレベルに上げようとしているように見える。
野球・水泳・スケートなどここの日本人が
それぞれに専門の分野で競技レベル・
知的レベル・社会の評価レベルが全体に
あがらないと強くならないし、世界レベルには、達しない。
品格・品性が伴わないとだめなんであろう。
オシム監督は、われわれに教えている。
自由とは、何をしてもいいことではない
1人ひとりが状況を見極め、
自分の判断でリスクを引き受け行動し、
その結果責任を取ることだ。
サッカー選手だけではなく、
多くの日本人にそれを今、問うているのではないか?



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