サイケデリック・ペンタトニック!?

カリメロレコード(架空)の店主の何でもござれの日々の音楽コラム

ジャンクフジヤマ in YOUTUBE !!!

2010年03月04日 00時35分12秒 | 邦楽



ジャンクフジヤマ with 村上ポンタ秀一!!!

曲はオリジナル・アルバムの一曲目に収録されたいた「秘密」!!

どうしても「山下達郎ライク」な感じに見られがちですが、
実はオリジナルこそが素晴らしい!

2009年単純な新譜としては一番聞いたかも?

実は大学の後輩。卒業してから知り合ったけど。

同じ大学の後輩では「LITE」や「ムーンライツ」、
先輩では「birds melt sky」、
さらにもっと上にはアフターミーのベースの方がいたり、
まわりも音楽業界に勤めてる人も多く、
なんだか自分も頑張らねば!と刺激を受けます。

またジャンクのライブに足を運びたいと思う。

上田正樹とSOUTH TO SOUTHの「BREAK DOWN」

2010年03月03日 01時18分26秒 | 邦楽
続いては大好きなバンド「上田正樹とSOUTH TO SOUTH」。
最近BLU-SPEC CD仕様で発売されたようですが買ってません!

私の持っているものは古い規格のものですが、でも良いんです!
熱い魂は充分伝わってきますから!

FUNKが気になりだしたこのごろ。
ふと「ブレイク・ダウン」の元ネタは誰なんだろう?と思って調べてみました。

サウス・トゥ・サウス版「ブレイクダウン」



そしてこれが元ネタ。
「RUFUS THOMS」という人の「BREAK DOWN」!



この動画を見つけた時は思わず笑ってしまいました。相当アクの強いおっさんですね。
ピンクの衣装で半ズボンに、白いブーツって!

どこまでもつながっていく音楽数珠繋ぎ。
こんなことをしていることがすごく楽しいんですよね!

LED ZEPPELININ とJAMES BROWN

2010年03月02日 01時43分35秒 | LED ZEPPELIN
ツェッペリンは「THE CRUNGE」を経て自身のGROOVEを完成させたわけだが、
やはりJAMES BROWNは大好きだったらしく、LIVEでは様々なところで
JAMES BROWNの曲がカバーしたり、歌詞に「DO THE JAMES BROWN!」と組み込んだりしている。

「COLD SWEAT」や「LICKING STICK」「SEX MACHINE」などがカバーされているわけだが、
ブートレグの世界では「COLD SWEAT」からそのネーミングをとって、
新タラが上記の「冷汗」というおちょくったジャケでリリースしていたりする。

そんなJAMES BROWNのその3曲の動画を貼ってみる。

1969年の「COLD SWEAT」。短い映像ですが最後のステップが半端なくすごい!



「LICKING STICK」。残念ながら動画なし。
でもギターのカッティングやサウンドから如何にジミーが影響を受けてか分かる。



1970年の「SEX MACHINE」。「ゲラッパ!」が聞けます!
それにしても踊りがメチャクチャ格好良い。
テンポの速い「SEX MACHINE」も良いですが、こういう遅いテンポも凄く格好いい。
この曲で「ブリッジ(サビのこと)に行こう!」と途中で歌ってますが、
このフレーズにかけてツェッペリンは「THE CRUNGE」の中で、
「ブリッジ(サビ)はどこにいったの?」と歌ってます。



それにしても1975年の「WHOLE LOTTA LOVE」の途中のFUNKYパートを聞くと
まんま「JAMES BROWN」していて面白い。それだけ好きだったんでしょう。

FUNKに興味が出たらZEPにつながり、遠回りでJAMES BROWNへ(笑)

ツェッペリンのファンク

2010年03月01日 00時49分21秒 | LED ZEPPELIN
稲垣次郎によってファンクの波が押し寄せた私ですが、
ひょんなことから色んなところへ繋がるから音楽は面白い。

ということで、ツェッペリンのファンク。

ツェッペリンのファンクといえば、なんといっても
「HOUSE OF THE HOLY(聖なる館)」収録の「THE CRUNGE」




正直今まであんまり理解してませんでしたが、
FUNKを気になりだすと、俄然このZEP流FUNKが格好良く聞こえてきた!

なので特に1975年のZEPの「WHOLE LOTTA LOVE」を集中してきいてます!
73年までの「WHOLE LOTTA LOVE」はメドレーで「BOOGIE CHILLUN'」へなだれ込んでいきますが、
1975年のツアーの特に後半は「THE CRUNGE」を組み込み、そこからのテルミン・パートで、
ジョンジーのファンキー極まりないベースとボンゾの16ビートの応酬がものすごいことになっており、
「ZEP=HARDROCK」としか思っていない人にはきっと理解できない世界である。




1975年3月5日のダラス公演の音源がYOUTUBEにあがっていました!




残念ながら音源のみですが、怒涛のグルーヴが滲み出てきます。
「THE CRUNGE」といえば、1972年の年末のツアー時の「DAZED & CONFUSED」も良いですが、
やはり1975年のアメリカ・ツアーの特に最後の方は鉄壁のグルーヴが展開されております。

アメリカ・ツアーが終わって、母国イギリスに帰ってアールズ・コート5日間では
何故か「THE CRUNGE」が演奏されず仕舞いでしたが、
テルミン・パートの応酬は残っており、その部分の映像も残ってます。

1975年5月24日のアールズ・コート4日目の「WHOLE LOTTA LOVE」
二人の「ワナ・ホララ・ラッ」と同じマイクでハモる部分が最高にロックしてて格好良いですが、
その後に怒涛のZEP流FUNKが!しかもパーシーは「SEX MACHINE」を歌ってます!



→折角埋め込んだのに「リクエストにより埋め込み無効」だそうで・・・
 でもyoutubeからは見る事ができるので、是非!格好良いです!

そしてこちらは1975年5月25日のアールズ・コート最終日5日目にして1975年ツアーの最終楽!



今までテルミン・パートはペイジとプラントのやりとりを主に聞いていましたが、
バックの演奏の方が実は相当刺激的。ここぞとばかりにグルーヴを叩きつけてくる
ジョンジーのベースがすこぶる気持ちがいい!今まで気付かなかった自分を悔やむ。

その後の1977年のツアー、79年のネブワース、1980年の欧州ツアーではこういうFUNKは
やらなくなってしまうのでこれだけ壮絶なFUNKを繰り広げた1975年はやはり貴重。
これがあったからこそ「Sick Again」や「Nobody's Fault But Mine」や
「In My Time Of Dying」など反復の連続による後期ZEPだけの唯一無二のグルーヴにつながっていったわけである。

YOUTUBEで「THE CRUNGE」と検索すると色んなカバー・バージョンが出てきますが、
正直どれも残念なものしか出てきません。
いかにZEPがZEP自身にしか出来ないグルーヴを作り出していたかが分かります。

FUNKにおいてもZEPは凄かった!