サイケデリック・ペンタトニック!?

カリメロレコード(架空)の店主の何でもござれの日々の音楽コラム

ビートルズのサージェント・ペパーズの想い出

2007年06月01日 10時41分10秒 | 洋楽
聞くところによると、6月1日はビートルズの名盤「Sgt.Pepper's Lonely Hearts Club Band」が本国イギリスで発売された日らしい。1967年発売なので、今年で40年経った事になる!

そのサージェント・ペパーズに私が出会ったのはちょうど10年前の1997年の高校生の頃、それもアメリカでの話。

高校二年生の冬、私はホームステイでコネチカット州のジェイミーの家に3週間ほどお世話になりました。コネチカットは本当にいわゆる都会ではないアメリカっぽく、家と家の間がものすごく離れていて、周りの高校生も自分で車を運転して学校まで通っていました。そこで大きな自然と大陸とアメリカ人の気心に触れて、日本人はせこせこしていて何て小さいんだろうかと、カルチャーショックを受けたものです。

細かい話はまた何時かするとして、ジェイミーの家族はジェイミーと弟とお父さんとお母さんの4人暮らしで、家にパパとママの若い頃のパーティでの変装している写真や、家族写真が毎年分飾られているような素敵な家族でした。家の中にはおそらくお父さんの当時からのコレクションであるジェファーソン・エアプレーンやママス&パパスなんかのアメリカのフラワーな時代のレコードが沢山ありました。もうその頃の私はどっぷりとクラシックロックにはまりかけていた頃で、その宝の山に飛び上がったものでした。その宝の山の中にビートルズのサージェント・ペパーズがあったのです!

ビートルズはずっと好きでしたが高校の時分で全部集めるわけにもいかず、不思議とサージェント・ペパーズは聞いたことがありませんでした。そんな中で宝の山の中から出てきたこのサージェント・ペパーズ。発見したその日から毎日聞いていたんじゃないかという位針を落としてました。特にB面が好きでした。

そして時はあっという間に過ぎてしまい、お別れの日。ホストファミリーからのプレゼント。その前年に行われた96年のアトランタオリンピックのトレーナーやビートルズのラバーソウルのTシャツなどに加え、サージェント・ペパーズのCDがあるじゃありませんか!もうその家族の気持ちがありがたくてありがたくて思いっきり泣いてしまいました。

2007年の今も大切に手元にとってあるサージェント・ペパーズは、想い出が沢山詰まっており、他の誰よりも私にとっては名盤の中の名盤として心に残っています。

1.Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band
2.With A Little Help From My Friends
3.Lucy In The Sky With Diamonds
4.Getting Better
5.Fixing A Hole
6.She's Leaving Home
7.Being For The Benefit Of Mr. Kite!
8.Within You Without You
9.When I'm Sixty-Four
10.Lovely Rita
11.Good Morning Good Morning
12.Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band (Reprise)
13.A Day In The Life




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