月のひびき (徳正寺だより)

“いま”出遇えた一瞬をパチリ
それは仏さまとの日暮らし…

苛々剪定

2011年07月11日 21時03分15秒 | 仏々相念(住職日記)

なんでこれ・・・

 

馬鹿野郎にならんやろうってことで早朝涼しい内から境内の剪定・掃除にかかりました。

先ずは前拝にあるツゲから・・・

去年買っていただいた剪定ばさみを手に、「おっしゃ~」・・・

「チョキン」「パラパラ・・・」ってイメージで最初のひとはさみ!

「グニュ~・・・」ってよれる感じで切れません・・・

 

やっぱりな~・・・買ったらよかった・・・

毎年この時期に悩むのです、電動の剪定ばさみ(ネーミングが分かりません)

楽でいいだろうな~・・・

身体の負担も違うだろうな~・・・

でも、年に一回だし勿体ないよな~・・・

 

多分、私が使うからこの剪定ばさみも切れないんだと思うのです。

ちゃんとした使い方も知らず力任せにするのですから・・・

最初から躓くのですから後は押して知るべし、きれいになる筈はありません。

でも、形にしなければ・・・

 

坊守の力もいただいて何とか形にします。

2人とも暑さにフラフラになります。

「もう、これで十分!片づけよう!」

私が手掛けたところはきれいにしてるんだか汚しているんだか分からないような状態、坊守が手掛けたところは優しいのです。

きれいに掃除しているのですが、小さな花々を守るように・・・ふっと優しくなれます。

やっぱり何をしても人間性って出るよな~・・・

 

ひとつ懸案解決です。

さぁ、次は寺報「月のひびき」、お盆、・・・

どこまでも馬鹿野郎が続きます。