Tsuki軍団の野望

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タミヤRC 30年間の全記録

2007-08-07 02:23:08 | 本・漫画・雑誌
 今でこそ,MINI-Zにはまっているでござるが,あちきの少年時代のRCと言えば「タミヤ」でござった。いくつかお世話になったでござるよ。

 さて,今回御紹介する本は「タミヤRC 30年間の全記録」(Gakken)でござる。この本は良い本でござる。ポルシェ934から始まったタミヤRCの歴史を振り返るもので,とても懐かしいでござる。

rc30.jpg

 小学生までは,そのへんのおもちゃ屋さんで売ってあるラジコンで満足していたでござるが,6年生ぐらいから自分で組み立てるラジコンに興味をもったでござる。本で調べたり,雑誌で調べたりするうちに本当に欲しくなり,貯金をはじめたでござる。

 お父上からも資金援助を受けて,初めて購入したのが,ファイティングバギーでござった。通販で安く買ったといっても,当時のあちきにとってはとても高かったでござる。

 最初は,ルノー5やフェアレディなどを買おうかと迷ったでござるが,近所の空き地でできるものということで,ファイティングバギーを買ったのでござる。

 もちろん京商もバギーを作っておったが,精巧なつくりのものが好きだったのでタミヤにしたのでござった(ドライバーがそれっぽかった)。

 しかし,このバギーが重いこと重いこと。オイルダンパーはたいした役目を果たさず,サスを支える軸が曲がったり,折れたりしたでござる。何度かその部品を買い換えたでござるが,最後は自分でなんとかしたでござる。

 スポンジタイヤもあったが,これを履くとやたらと走りにくかったでござる。

 バッテリーは高くて重くて充電時間も長かったでござる。それから当時は受信機用に別に単三電池が必要で,それらの充電も大変でござった。

 巻き線抵抗でやけどをしたこともあったしドライブシャフトに挟まれて血豆を作ったこともあるでござる。

 近所の友達は京商のバギーを持っていたでござるが,京商のものの方が走りは良かったかなあ。ほろ苦いラジコンデビューでござる。

 当時,カンナムローラも出ていたが,これがもちょっと高くて,手に入れることができなかったでござる。

 その後,購入したのが,ウィリアムズFW-11B。ボディはルノーのモノにしたりベネトンのモノにしたりしたでござる(ベネトンちょいと手を加える必要があったでござる)。こちらは兎に角,軽快に走ったのが嬉しかったでござる。ボディもバッテリーも軽くて安くなっていたでござる。プロポには,アンプなるものが付いていて,時代の進化を感じたでござる。勿論,ドライバーはパトレーゼ。

 そのあとは,メルセデス・ベンツC-11,フォードエスコートなどを購入したでござる。懐かしいなあ。それからスバルインプレッサ(これは今でも残っている)。4WDの走りはおもしろいでござる・・・。

 とまあ,こんな感じで昔作ったキットに巡り会えるのは嬉しいでござるね。なんせ,欲しかったキット,持っていたキットなど,タミヤRCキットすべてが載っているでござるからね。一部ではござるが,昔の箱絵もあるでござるよ。

 それから,RCと言ったら滝さん,昔テレビにも出ていた方でござる。随分歳をとられた・・・そう言うあちきも歳をとったわけでござるね。社長と滝さんと宮内さんの対談もあるでござる。

 それからそれから,ポルシェ934の当時の設計図も付いている(これじゃ,ぶつかったらこわれるわなあ・・・)。とても充実した本でござる。
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