樺島探訪

最近，写真を撮りに行ってないな・・・。
仕事が忙しく，何だかイライラする毎日でござるから，
今日はひとつ，写真を撮ってみることにしたでござる。

いつもなら，リトルカブ号で写真を撮りに行くところでござるが，
今日は，雨が降りそうなのと，遠出になるから，
エルグランド号で行くことに・・・。

しかし，やっぱり，写真を撮りに行くのは「リトルカブ号」がいいでござるね。
好きなところで駐められるし，
後戻りだってできる。



最初は，野母崎の海岸。
ここにきて，急に風が強くなった。
いつもなら，ウインドサーフィンをする人々の姿が見られるのだが，
今日は，まだやってない。
車を停めて，海の様子を見ながら，なにやら話している。
おかげで，人っ子一人いない海を撮ることができた。



まだ，開店していない海の家。
５月なのに，冬のよう。

さて，ここからが樺島でござる。



これが，樺島大橋。ランガートラス式の橋。
1986年完成。
20年くらい前に友達と来たのでござるが，何だかその時から，
ココを渡ると，懐かしさを感じるのでござる。
と，いうことで，写真の方も加工してみたでござる。
えっ？見にくい？ちょっと付き合ってよ。



ココにはこういった神様が多くある。
海で仕事をする人が多いからだろうか？



伊津岐島神社。小さくて見えないが，
大正八年の建立。樺島村弁天町中とある。
とても小さなモノで，ここは当時，海の中で，岩に祀られていたものらしい。



樺島と云ったらオオウナギでござるね。
20数年前，あちきも見たでござるよ。
日が沈みはじめる頃，ちょうど山の陰にならないころに，井戸の中に
光が差し込み，その時に魚影が見えるのでござるが，
今日は昼前なので，見えない見えない。
今では，環境悪化の影響か，さらに姿を見せなくなったとか・・・。

ここに住むウナ太郎君，体長は１８０センチくらい，
体重は１７キロくらいまで成長するとか？

また来るよ。ウナ太郎君。
えっと，ウナ太郎君って，今８代目だったかな？

このまま帰るのは寂しい！



しかし，ちゃんと水槽があって，うなぎの姿が見える。
でかい！



えっ！これってパイプに詰まったんじゃないの？



見えるでござるか？
だ，そうでござる。大変貴重！




さて，またモノクロに。
とても狭い道で，
昔，あちきが住んでいた町もそうであったが，
ここではまだ，子供たちが路地裏で遊んでいた。



ああ，やっぱリトルカブで来ればよかったでござるよ。
行きたいところがいっぱい。



こういった町は猫が多い。
近くは干物やらからすみやら，いりこやらを作るところがあり，
餌にも有り付けるのかな？



猫：「オイ！お前よそモンだろう！勝手に写真撮るな！」



こんなのも懐かしい。
最近，見ないでござるね。



雰囲気のある建物。



こういったものが自然に現れる。
この他にも，井戸がたくさんあった。



20年前とは流石に違うところがあるのでござるが，
それでもまだ，ゆっくり時間が流れている。



山の上までお墓が続く。
長崎ではよくある風景。この日も，
老人の方々がお墓参りをしておられた。
実は，この写真の上の上の方に，人が見える。



お年寄りが，何やら仕事をされている。
網の手入れや花の手入れ，掃除にお店の準備。
みんなが働いている町のように見える。



写真を撮るのが躊躇われる。
どれも，さっと撮ってさっとその場を離れる。


さてさて，
その後は，樺島灯台公園に！
ここに向かう道が狭いこと。
往復４台の車とすれ違ったでござるが，
どれも小型車でよかった。
エルグランド号にはヒヤヒヤする道でござった。



公園内は，とても綺麗。
う～ん，のんびり。



公園内には，資料館もある。
これ，軍艦島の写真ね。
樺島灯台から，軍艦島が小さく見える。



なんだろうこの機械。



部屋に欲しい。



これも欲しい。



さらに先の展望台まで移動。
これが結構きつい坂道。
帰りが辛い。



高所恐怖症のあちきにとっては辛い写真。
昔，この辺りに難破船っていうか，
クレーン台船が流れ着いていたと云う情報を聞いたことがあるのでござるが，
ココからは確認できなかった。
う～ん，残念！
もしかして，もうないのかも。



あ，そうそう，これが樺島灯台でござるよ。
1932年，初点灯。昔は野母崎灯台と云っていたようでござる。
昔は，ここに人が常駐していたそうでござるよ。

ああ，いい小旅行でござった。
さて，帰って，朝から作ったカレーでも食べようか。

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