あちきも裏ではかなりヤバイ仕事をしている。
そのため,様々なグッズが必要となる。
敵に真意を悟られないよう工夫されたグッズは,
思わぬところで命を救うこともある。
そう,少年探偵団の小林少年が七つ道具を大事にするように,
あちきも,様々なグッズの入手と保管には神経をつかっている。
ちなみに,小林少年とは,篭町のカボシャールでよく呑んだものだ,
大丈夫,小林少年もだいぶ歳をとって,オッサンになっているから,
未成年ではないよ。
さて,今回,「Q」が送って来たモノは,
SP573,一見,我妻K元帥が小さい頃に使っていた
アルマイトのお弁当箱のように思える。
ここで,敵は油断するわけだ。
こんな乙女チックなお弁当箱の中に,
スパイグッズが入っているとは思わない。
中を開けると,ドライバーやピンバイスなどのセットが入っている。
今回の「Q」も味な真似をしやがる。
それから,一見,ライオン・ベビー・パウダーに見える容器。
実はコレ,ピカピカの硬貨をそのまま保存できるグッズ。
敵の目をくらますためには,
ピカピカの10円玉が効果的なのは,
裏で仕事をする我々の常識。
ちなみに,この10円玉は,昭和57年のモノ。
そうね,1982年と云うことになる。まだピカピカ。
ちなみに,この頃にあった,和光堂のシッカロールにも
同じ効果があったかどうかは知らない。
この容器,今では1,000円を超す値で取引されることもあるようだが,
赤ちゃんの額に描かれた傷のおかげで,
その価値はない。
いさぎいいぞ!「Q」。