5月には,ビン・ラーディンが,米特殊部隊による軍事作戦で
死亡したとの報道があり,
今日は,カッザーフィーが殺害されたとの報道があった。
世界は,急速に変化し,
あり得ないと思うことが現時の世界で繰り広げられている。
その激流は何処へ向かうのか,よそ見をしていたら
見失うようで不安である。
今日,読み終えた本,
「知らないと恥をかく世界の大問題2」(池上彰:角川SSC新書)でござる。
発行は2011年3月25日と新しく,
今話題となっている問題が分かりやすく解説されている。
我々の不安の原因は,「知らない」ことや「見えていない」ところに
あるように思える。
それから,人の批判はするものの,
人に頼っているところにあるのかも知れない・・・
と思うことがある。
この本では,今,世界がどのように動いているのか,
どんな問題を各々抱えているのかを解説している。
池上さんは「・・・つまり,人は,アウトプットの場を持っていると,
インプットの効率が上がる・・・」と述べられているが,
自分がニュースを誰かに伝えると云う
アウトプットだけでなく,
自分はどう考え,どう行動するかと云う表現方法をも
含んでいるように思われる。
自分が何かをしたって,世界を変えられない・・・
と思うこともあるかも知れないが,
世界の色々なニュースを見聞きし,
何が自分にできるか考えるようにする,
まさに,自分自身を「チェンジ」させることが大事だと考える。
「がんばろう日本」
でも,自分が頑張らないと。
本当の日本の行く末は見えてこない。