花咲爺さんの独り言

昔は花を咲かせた事もあったのか? 自慢話ばかりするお爺さんです。歳に似合わず山登りや庭園鉄道、カメラいじりが大好きです。

国の天然記念物「天狗シデ」に逢って来ました。

2013年10月02日 23時31分55秒 | 山登り
昨日は山の会の定例登山日、島根との県境に近い北広島町大朝の熊城山(997.5m)に登りました。この山は格別見晴らしが良い訳でもなく、やや特徴に欠けますが登山口に国の天然記念物「天狗シデ」があることで有名です。



テングシデ群落は北広島町田原の熊城山の裾野にあり、標高は約650m。
その幹や枝がねじれたり幾重にも屈曲した独特の樹形の木が約90本あり、最も大きいものは幹の周囲が約約3m,高さ14mである。 イヌシデの一種で、突然変異によって生じた形質が遺伝的に固定しており、種子による世代交代も進み、90本もの群落を形成している。
天を覆うくねくねと曲がった幹や枝が、いかにもテングが出てきそうな雰囲気であり、これだけ多くの群生は世界中でここ1か所であり非常に珍しく。平成12年9月6日「大朝のテングシデ群落」として国の天然記念物に指定される。(最初の写真と説明文は北広島町観光協会のホームページより転載)





この2枚は私が撮った写真です。幾重にも曲がりくねった状態がご覧いただけるでしょうか?
樹形が珍しいと言っても、度々訪れる程のものではありません。私も十数年ぶりの再会でした。



いよいよ山登りの季節を迎えましたが、この日は広島も30度を超す夏日でした。 ただ山間部は着実に秋が忍び寄っていました。これから暑くもなく寒くもない絶好の登山シーズンを迎えます。