つんちゃの虫干し

先週末はぐずついたお天気だったので、
折角の週末も散歩に行けなかった。

秋の澄んだ晴天となった今日こそ海だー！
と気合が入ったのは、ワタシだけ。
つんちゃに声をかけると、目が合うなりケージへ逃げ入った。

そんなに散歩が嫌いになるような事件は何もなかったはずなのに。
せめてお日様には当たらないと、と日当たりのよい場所に
つんちゃのお布団を敷いて日光浴をさせて、
その間に、つんちゃ的人気No.1ベッドにも”日光浴”をさせておいた。


つん：うちに虫はついてないのに、なんで”虫干し”やねん・・。


夕方になって、母と出かける用意を始めると
置いて行かれるのが嫌で、
朝はどんなに誘っても出てこなかったくせに
素直に補助ハーネスを付けるところがいじらしい。

いつもの川沿いコースには、たくさんのランナーたちが行き交う。
今日は、木立の中ではなく、芝生側まで出て来たので、日当たりも良い。


夕陽だからあまり元気な光とはいえないかもしれないけれど、
まあ、出かけないよりはマシか・・・。


つん：うちはこのオレンジ色の太陽が好きやねん！元気出るで


つん：さ、走月が待ってるで、帰るか。


タソガレつんちゃとじっくり黄昏て車に乗り込んだタイミングで
後ろから通り過ぎようとした一台の車が急に速度を落として走月の前に
ハザードランプを出して停車した。
車のリアワイパーには犬の飼い主ならではのお荷物が下がっている。
見たことがない車だったので、知らない人かと思っていたら・・・


ユパちんのママだった！！
初めて弟・ミトと会ったのは、彼がユパ家に迎えられたその日、
偶然に公園にいたつんちゃを見かけてお披露目してくれた時だった。
あれからずいぶん経ったような気がする。
ミトは今、１歳半になったそうだ。


立派になって～。
ボーダーというよりボルゾイか？と思わせるような気品あるボディライン。


ユパ：お久しぶりでござい～。つっきー元気？お互い車から降りないけどヨロシク言っといて。
（陰の声：つんちゃからもヨロシク、だそうです・・・。）

基本の本

読みたい本があったので、ついでというのはつんちゃに申し訳ないが、
シニアライフの参考書を今更のようだけれど、購入してみた。

何か調べたいときにはネット検索の方がいいけれど、
印刷物を読むことを全くしないというのはもったいない。
”調べる”ではなく”読む”ことは
早急な要件への対応とは違い、
少しの間を与え、気持ちに静かな猶予を与えてくれる気がする。

１２歳のつんちゃにも、すでに介助が必要なことが出てきた。、
もっともっと必要になってくるだろう時のために、
広く浅くのこの本の内容は、
落ち着いて読むなら、今がギリ、セーフな本なのかもしれない。

「老犬生活　完全ガイド」という本が昨日届いたので
早速、読んでみた。
（陰の声：長生きくんが増えたから、この種の本も増えたね。）


つん：老犬生活・・・？。


（陰の声：なんかご不満の顔ですね？）


つん：７歳前後から老犬の仲間入りって書いてあるけど、


つん：犬って隠居早いな～。


つん：ずっと３歳児のはずちゃうん？


つん：ヨチヨチ歩きのつもりやけど、ヨボヨボ歩きって言われる・・・。


（陰の声：つんちゃさんの中身は３歳児のままですよ。全然変わってないデス。）


（陰の声：そのつぶらな澄んだ瞳なんか、テーブルの下に居るときは特に・・・。）


つん：そお？


、

"r"なオヤツ

ワタシが帰宅して発する言葉はまず、
「つんちゃぁぁぁ～ただいまぁぁぁ～」
で、次に発するのが母に、
「今日はつんちゃ、どうだった？」
である。
どこか調子が悪いとか、何かがあってのことではなくても、
つんちゃの様子を聞く。

今日はいい子だったよ。
という応えはつまり、つんちゃはよく寝ていたってことで、
調子が悪いのか？とおもってしまう。
逆に、今日は悪い悪い！
というと、声出しが多かったということで、
こっちはまずまずという採点になる。

今日のつんちゃは、ワンワンワンワンと声を出していた模様。
１年で一番、１の多い日でもあるからね～。
わんわん言っとくか、っていうことなのかも？

ワンの日のようなので、
特別なオヤツを提供しようと初メニューをご用意。

題して　"r"なオヤツ

Ｒのつく月に食べなさいという牡蠣と
ＲＩＮＧＯ（今回は紅玉を使用）を
食品乾燥機でドライにしてみた。

牡蠣は熱で縮むので、お酒を混ぜた水に浸してから乾燥へ。


出来上がりは市販のもののようにはいかないけれど・・・。


つん：念を押すようやけど、摂食可能なもんでしょうね？


つん：なんで、コイツが"r"関係者やねんやろ？


つん：オヤツというより、オツマミって感じやわ～。


つん：こっちの"r"はリンゴなんや。巻き舌でｒを発音すると、なんかリンゴじゃないみたいやし、


つん：舌の下に入っちゃうやんか。食べにくっ

緑だけど青なのだ

前回記事”ブルーインパルス”からの関連性は
ほぼゼロに等しいが、キーワードが「青」ということで
つんちゃワンの食材に再登場である。

先日、スーパーで売っていたので、
この季節に「青パパイヤ」があったのもめずらしくて買っておいた。
今の季節にあるのは南国からの輸入モノのようで、
バナナで有名なブランドのシールを貼られた青パパイヤである。
国産のものよりはかなり小ぶりだけれど、
生での仕入れはウレシイ。

以前も記事に書いたことがある。
青パパイヤをつんちゃに食べさせたいのは、
下記のような効能があるらしいからなのだ。
免疫力向上
整腸・消化作用の促進
鎮痛・消炎・アレルギーの緩和

つんちゃはおいしいとは思っていないかもしれないけれど
サプリメントで摂取するより、
食材で摂れるものは、食事として体に入ってほしいもの。
メディカルフルーツと言われる青パパイヤは、見かけたらつい買ってしまう。




つん：イエローラブとしては是非、黄色くて甘いのを食べたいんやけど。


つん：青なのか、緑なのか、どっちでもええけどなあ、デシ。
デシ：おいしければ、色は何でもエエです。

BLUE X BLUE

ブルーインパルスという名前を知ったのは、
高校生の頃だったと思う。

世界各国の軍隊が持っているアクロバット飛行チームを
紹介していたＴＶ番組を見てのことだった。
当時はアメリカ海軍のブルーエンジェルスのファンだったけれど。

でも、それよりはるか以前に、それとは意識せずに見ていたのは
その頃住んでいた家の上空で練習をしていた航空自衛隊機だった。
ブルーインパルスとはすでに出会っていたのだ。

そして、たまたまラブ家にあったポスターから話が進み、
昨日の入間航空祭見学へとつながった。
わんこ抜きの”遠足”は初めてのこと。
ラブ母さんとマフままとの｛３人娘？｝で、大はしゃぎしながら空を眺めた。

天気予報ではほんの少し前まで雨が心配されていた。
天候が悪ければ、ブルーは飛ばないので行っても意味がない。
わんこ遠足の時と同じくらい、真剣に我が家のてるてる坊主：「つき・つん丸」に願掛けをした。
いつものわんこ遠足で連戦連勝のマフ家のてるてる坊主と力を合わせ、
前夜まで吹いていた強風さえ沈めてくれる活躍ぶりで、
１１月というのに暑いくらいに晴れ上がった。

その青空に颯爽という言葉がぴったりに、ブルーインパルスが登場したときには
私としては明治神宮の初詣でしか経験したことのないような人混みの会場の観客からは、ため息が漏れた。

大空のキャンバスに、縦横無尽・東西南北から、流れ星のように交差する６機の機体には
確かにくっきりと日の丸が見える。
そして一瞬の後にははるか雲の中で陽の光を反射してキラリと光る点になっている。

高く高く上がったかと思うと、急降下で地面に迫って、機首を起こしたかと思うと
低空から斜めに上昇して消えてしまう。

アニメーションでもなく、特撮映画でもなく、
実際に人が操縦しているのだと思うと、
人間の能力の究極を見ているようで、
それでいて、本当に生身の人間なのだろうかと思ってしまうほど
現実離れした世界を見ていた。

やはり、神様というのは存在して、人間を非凡な才能を持ったものと、
そうではないものとに分けて作ったんだと、
こんなところで納得した。

どんなに努力しても、ブルーインパルスにはなれないことは明白だし、
各分野でも、そういう頭一つ（も、二つも三つも）抜きんでた人というのを
少量配置して、その他大勢が束になってもかなわないような非凡な人を
神様は自分の代わりに人間界に送り込んでいるのでは？と疑ってしまう。
そして、平凡な人間にちゃんと平凡に生きるように諭してくれているのか？

それにしても・・・スゴイ、”神業”。（あ、神、だもんね。）




あの高速で乱れないダイヤモンド隊形の編隊飛行


機体には日の丸マークがよく見えるように配置されている。


ブルーインパルスは６機編隊。
もう１機が次にどこから現れるのかワクワクしながら眺めた。


まるでシンクロナイズドスイミングの演技を見ているよう。
どうやって呼吸を合わせるのだろう？


映画「永遠のゼロ」のシーンを思い起こすような編隊飛行。


わずかコンマ何秒の差で、この見事にクロスした線は台無しになってしまうことだろう。
まして輪を重ねるなんて。。。


整然とした編隊は見ている方にはとっても気持ちいい


この隊形で飛ぶには、
「チームワークです」というだけでは説明不足のように思われるけど？








有川浩原作「空飛ぶ広報室」のＴＶドラマ中に出てきたボールペンを
ミーハーなもんで、買ってしまった。
持って行った双眼鏡で見るなんてことは諦めた。
大空を探し回るには不便。


つんちゃ守役の母は疲れただろうけど、
つんちゃも待ちくたびれたようだ。


そして今日はつんちゃ孝行のために、日曜日の仕事の代休でつんちゃを海に連れて行った。
つん：行き止まり？
。

つん：ここもブルーやん。












ニュースでは九十九里の海岸でトドを保護した、と言っていた。


どこか、つんちゃに似ている横顔。




つん：え？うち？


つん：似てるな～。


（陰の声：九十九里に行ったら、つんちゃも捕獲されるんじゃない？）


つん：鴨川シーワールドのプールかぁ・・・。


つん：考えてみよかな？