負けない MCTDとの気ままな日々

MCTD、シェーグレン症候群である大学生の気ままな毎日をリポートします。

卒論はつらいよ①

2021-01-24 10:43:00 | 研究室ぐらし(修士)
お待たせしました。ここ1ヶ月の私の暮らしや、卒論の書き方?というか効率の良い進め方とか、それから製本業者のこととか、書きたいことがまた増えてきました。卒論で死んでしまったライター魂が復活しました。ここからしばらく色々書いていって、後の後輩たちに役立ててもらおうと思います。みんな、いきろよ。

まず、今日はここ1ヶ月の私の有り様です。

ちなみに、私は12月末日の時点でデータ解析が終わっていませんでした。卒論の提出日は当初1月19日ですから、最高に詰んでいました。これがどのくらいヤバいかというと、膠原病界隈の例えで言うなら「ステロイドを3日飲み忘れた」、研究界隈で言うなら「明日発表なのに発表スライドをまだ1ミリも書いていない」がそれに当たります。とにかく相当ヤバいんです。この状態。

「えっ、でも計画的にやったのになんでそんな……」
おかーさんにも言われました。
まぁこの話は長くなるのでまた別にします。でもとにかくヤバかった。ちなみにタガメさんも同様のヤバさで、うちの研究室は1月は最高に詰んでいました。(タガメさんの方がデータ量が多い分やばかったかもしれない)

で、なんとかかろうじて今年初めて研究室に行った日にデータを取り終わり、卒研発表のアブストラクトの執筆にかかりました。

ちなみに、うちの大学はタイトル提出→アブストラクト提出→卒論提出と順に来るタイプです。アブスト提出でヘマすると卒研の単位は絶望的です。おわかりいただけますでしょうか。

とにかく初旬はそんなわけで第一弾のアブスト提出に向けて力を注ぐことになりました。なお、要約なので分量は少なくていいのですが、段組みなどさまざまな条件があり、それに満ちるように書いていかなければなりません。そもそもA4サイズ一枚に1年間の研究成果をまとめろってものなのですが、前にここで悪態をついた通り、正直まとめ切りませんでした。

そして、アブストをツンデレ二号に見せた瞬間、大量の赤がつきまくりました。2回くらい見せたでしょうか。どのくらいすごいかと言うと、1回目はA4サイズ一枚赤いところがないくらいでした。2回目も遠巻きに見れば、同じくらいに見えました。乱視なので。しかもどれも真っ当な赤なのでぐうの音も出ません。

これを一つ一つ(中にはフォントなど細かい部分もあって自分では変化が分からず弱りました)訂正するだけで提出日を迎えました。もうここだけで「もう疲れたよ…パトラッシュ……」って感じでした。そもそも、ここ3年ほどフリーライターになってからはあまり文章に赤がつくという経験をしたことがないので、それだけでも自尊心とか色んなものが死ぬわけです。ですがそんなことはどうでもいいことです。瑣末な問題です。

まぁでも本論文、気持ちを奮い立たせていこうとなるわけですね。奮い立っていなかったのはここしばらくの過去ログを見て貰えばわかると思います。

ちなみにアブストで苦しんでいる人が本論文にかかる場合、もっと状況は酷くなります。これは覚悟してください。なぜなら本論文は理論をしっかり据えなければならないからです。+量が多いです。なので語彙力の限界チャレンジ、と言ったところになるでしょうか。

まぁとにかくその語彙力の限界チャレンジ、をしてみたのですが、本当にしんどかった。後半は夜なべしたせいもあるけど、ほとんど記憶がない。もう無だった。

しかも度重なるツンデレ二号の赤により、メンタルはいよいよ最高潮にやばくなり始めました。そのため、気を抜くと「水の呼吸、弍の型、卒業論文全集中の念!」と頭の中で炭治郎さんが叫び出し、松岡修造が「お前ならできるー!」と叫び出し、右脳からは炎が流れ、左脳からは紅蓮花が流れ。脳内騒がしすぎかよ。おかげさまで、模試の成績が悪くボスに呼び出され、ボスが神妙な顔をしているにも関わらず、頭の中で炭治郎が発動。もう「おまえ……、大丈夫か⁇」と言われました。はい……。ダメです。

後半になると側頭部が暑くなり始め、熱を測ると平熱です。そんなわけで、言語を司る部分がとうとう物理的にショートするのではないかと言う有り様になってきました。もう心身ともに異常をきたし始めていました。当然そうなると、ブログを書くにあたっても「然るに」「それゆえ」とか論文っぽい感じになりそうになって、休まざるを得ませんでした。

そして、いよいよ提出日当日、「いいよ!」と言われて、製本。製本のことは続きます。

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