14年前に、三部作を新国立劇場で観た。上演中に井上が亡くなった。
当時と同じ栗山演出。役者はさすがに15年も経つと総入れ替え、当時がこまつ座ではなかったというのもあるが、当時も辻他、こまつ座なじみの役者が出ていた。
ラサール石井というのは、役者としては、どうなのか?大げさでうるさいだけという感じで、役に入り込めてないような表面的なものを感じる。秋山は、彼女らしい役の造形。全般的に、歌唱のレベルが低くなっている。
作品は、東京裁判における日米の欺瞞、在日朝鮮人、原爆の被害、庶民の悲哀等々をカバーして描いている。
GW中の日曜だが、あまり入ってないし、招待も非常に多かった印象。
紀伊國屋サザンシアター
作: 井上ひさし
演出:栗山民也
出演
ラサール石井 秋山菜津子 瀬戸さおり 久保酎吉 粕谷吉洋 藤谷理子 板垣桃子 前田旺志郎 土屋佑壱 朴勝哲
ラサール石井 秋山菜津子 瀬戸さおり 久保酎吉 粕谷吉洋 藤谷理子 板垣桃子 前田旺志郎 土屋佑壱 朴勝哲