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Pretenderの備忘録

るつぼ

2012-11-15 23:54:17 | 芝居・ミュージカル・バレエ
新国立劇場 小劇場 1階B3列7番

作 アーサーミラー
演出 宮田慶子

池内博之
鈴木杏
磯辺勉
佐々木愛

時間は長い。正味3時間半。
マッカーシズムへの批判としてのせーラムの魔女裁判であるが、十分現代にも通じるテーマだ。
嘘つき、保身、ただ乗り等々、出てくる人物の醜さは見ていて苛立たしい。実際に、こういう奴はいると思いが浮かぶ。
なんと、そうした人々の夢を見てしまった、苦笑。

池内は深い感情表現と、存在感。この人のイヤーゴを見てみたい。
鈴木はいらっとするほど、憎々しく演じる。
磯辺も、すぐそこにいるような、保身の弱い腐った人間を上手く演じている。

ただ、やはり長い。もう少し工夫があっても良かったかもしれない。
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