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Pretenderの備忘録

八月納涼大歌舞伎 第二部

2007-08-12 22:38:00 | 歌舞伎
歌舞伎座 東桟敷 9-1

ゆうれい貸屋
三津五郎の安定した弥六。福助の幽霊の染次はちょっと軽すぎるか。孝太郎の世話女房お兼が意外にいい。勘三郎、弥十郎らが脇を固める。

新版 舌切雀
勘三郎、三津五郎、福助、扇雀、孝太郎、勘太郎、七之助等が勢ぞろい。舞踊劇の要素もある渡辺えり子の歌舞伎二作目の新作。
御伽噺のようなストーリーでよいといえばそうだが、歌舞伎にする必要があったかどうか。音楽は少しはしゃぎすぎ。役者が夏休みみたいな芝居をかけちゃいかんのではないか。

おそらく三部の中で、一番、歌舞伎らしくなく、初心者に親しみやすいとは言えるが、これが歌舞伎だと思うと違うよみたいな。初役が多く、各人大変だろうが、かなり緩い感じがした第二部。




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