休憩20分を入れて3時間半。
ジャニーズがでると客層がちょっと異なる。
謎解きのようなセリフ劇。欲望という名の列車に輪をかけた家族の崩壊。
白い布が上から垂れ下がり、形を変える。
大竹が狂気を演じる。杉野は舞台初出演とも思えない芝居。繊細な感情を豊かな表情で。彼が主演と言っても良い、今後が楽しみだ。池田は安定だが、何を演じても同じように感じる部分も。大倉は、出番は多くはないが、そこそこの存在感。彼が、「太った娼婦を抱いた」というセリフは、周囲をみて笑ってしまった。
いま、なぜこの作品かなあ。
シアターコクーン
作:ユージン・オニール
演出:フィリップ・ブリーン
出演:大竹しのぶ 大倉忠義 杉野遥亮 池田成志