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Pretenderの備忘録

中村福助 児太郎  今ここにいること

2021-03-22 18:48:56 | 歌舞伎
配信 
1時間半程度。4000円は正直高いと思う。大黒柱が倒れ、治療費もあるだろうし、まあクラウドファンディングみたいなもんかな。

場所は、都内の能楽師のお稽古場だろうか。松羽目に板敷。
最初に児太郎の老松。仕舞の格好で。
その後、インタビューが流れ、福助のリハビリの様子が。インタビューと朗読(雨にも負けず、道程)が挟まれる。そして、児太郎の「みしのたくかにと」という童話絵本の朗読。
最後に、松羽目の前での二人での新作舞踊

福助は児太郎時代から観てきた。歌右衛門襲名目前に倒れ、なかなか復帰できず、復帰の演目では涙した。その後も、舞台で演出が変わり、ちゃんと歩けないことを知り、結構ショックを受けた。
今回は、リハビリ医師が、脳の画像も見せて、どれだけ重症だったか、どれだけ苦労して回復したかを語った。まだまだ終わりではないが、大変だったと思う。
身体が悪く座って演じる役が多かったと言われる五代目歌右衛門の頃とは時代も違うが、なんとか歌右衛門になって欲しいと思った。
そして、児太郎が本当にしっかりしたなあと、頼もしい。大役もやってきているし、阿古屋も玉三郎の指導でやったし。
童話の朗読が結構長く、なくても良かったか。
この福助の復帰は、ドキュメンタリーでTVとかでやって欲しいね。歌右衛門襲名が叶う時かな。





新作舞踊 長唄 『光福~こうふく~』 中村福助/中村児太郎
舞踊 『老松』 中村児太郎
コメント
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