雑誌東京人のイベントで、隈研吾さんのレクチャー付きのアーキラボ鑑賞に行って来た。
六本木ヒルズの図書館の隣にあるアカデミーヒルズ49スカイスタジオというところで、60名くらいだろうか。
東京人の編集長の挨拶、森美術館長の挨拶に続き、隈さんのスライドを使ったレクチャーが40分くらい。
戦争で敗れた欧州と勝った米国、そして敗れたがそれに追随した日本という構図で説明があった。欧州の建築は明るさがなく、シニカルで、アメリカの建築はひたすらポジティブで、日本は磯さんにしても黒川さんにしても彼らのキャラクターもあり、アメリカのポジティブさを受け継いだという流れに沿って、展覧会の作品をピックアップして紹介した。展示作品の中で特に彼がコメントしたのは、コープ・ヒンメルブラウ、ハンス・ホライン、アーキグラム、レム・コールハス、スーパースタジオ、ベルナール・チュミ、ダニエル・リベスキンド、サイト等であった。ユートピアが不可能になったというヒストグラムについてのコメント、宇宙的なユートピアが崩れたのが脱構築だというのは建築家の宇宙観を垣間見た気がする。
実際に展覧会を見て感じたのは、まず、アートと建築の境界はどこだろうということ。素材といい、フォルムといい、実用とか機能に配慮したとは思えない物体。どう考えればいいのか、あるいは考えることが無意味なのか?
次に、建築家の宇宙観。この模型をどこにおくことを想定しているのだろうと考えてしまうものが多い。自分の日常からは想像しにくい建築が並んでいる。
そして建築家は何を実現しようとしたのだろう?
六本木ヒルズの図書館の隣にあるアカデミーヒルズ49スカイスタジオというところで、60名くらいだろうか。
東京人の編集長の挨拶、森美術館長の挨拶に続き、隈さんのスライドを使ったレクチャーが40分くらい。
戦争で敗れた欧州と勝った米国、そして敗れたがそれに追随した日本という構図で説明があった。欧州の建築は明るさがなく、シニカルで、アメリカの建築はひたすらポジティブで、日本は磯さんにしても黒川さんにしても彼らのキャラクターもあり、アメリカのポジティブさを受け継いだという流れに沿って、展覧会の作品をピックアップして紹介した。展示作品の中で特に彼がコメントしたのは、コープ・ヒンメルブラウ、ハンス・ホライン、アーキグラム、レム・コールハス、スーパースタジオ、ベルナール・チュミ、ダニエル・リベスキンド、サイト等であった。ユートピアが不可能になったというヒストグラムについてのコメント、宇宙的なユートピアが崩れたのが脱構築だというのは建築家の宇宙観を垣間見た気がする。
実際に展覧会を見て感じたのは、まず、アートと建築の境界はどこだろうということ。素材といい、フォルムといい、実用とか機能に配慮したとは思えない物体。どう考えればいいのか、あるいは考えることが無意味なのか?
次に、建築家の宇宙観。この模型をどこにおくことを想定しているのだろうと考えてしまうものが多い。自分の日常からは想像しにくい建築が並んでいる。
そして建築家は何を実現しようとしたのだろう?