愛猫・西子と飼い主・たっちーの日常

亡き西子とキジロウ、ひとりっ子を満喫していたわおんのもとに登場した白猫ちくわ、その飼い主・たっちーの日常…です。

嫌いなこと

2006年03月12日 | 西子
 僕のブログに度々ご登場をいただいているCねえさんが、以前ご自身のブログで爪が大嫌いな猫に、爪きり終了後にパブロフの条件付けのごとく必ずご褒美に好物を一品あげることを数ヶ月続けたら、爪切りを嫌がらなくなったというお話を書いていました。
 実は、うちの西子もかなりの爪切り嫌い。爪を切ろうとして膝に乗せて足を取ると「ちょっと、やめてよぉー」という感じで、引っ込めようとし、脱走を試みます。西子は、大きい鳴き声に反して、体重2.5キロほどと小さくて非力ですから、毎回力づくでねじ伏せながら切っています。このため、西子の爪切りは毎回かなりの精神的・肉体的な苦痛を伴います。面倒なので、爪が伸びたのを承知で放置することもしばしばなのですが、何しろ西子は膝フェチ。爪が伸びていると膝に乗られるたびにとっても痛い。では、西子にもパブロフの条件付けを…とも思ったのですが、これまた厄介なことに西子は腎臓が悪く、食事は腎臓食に限定。たまにはおいしいものを…とも思うのですが、ヘタにおいしいものをあげると、おそらくおいしくないであろう腎臓食を食べなくなるおそれもあるしなぁ。思案を続けるも未だ打開策が見つからず、です。
 さらに、西子はブラッシングも嫌い。猫用のブラシを買ってきてブラッシングしたのですが、その間、全身を硬直させてとっても居心地を悪そうにした挙句、逃走。それでは、と思いブラシの形をした洋服のほこりを取る道具を100円ショップで購入し、試して見ましたが結果は同じ。その後、猫用のブラシは日の目を見ることなく、仕舞われたまま(高かったのにぃー)。毛が生え変わる時期に部屋中に西子の毛が浮遊していようと、毛玉を吐こうが、ブラッシングはあきらめています。
 さらにさらに、目やに取りも嫌い。西子は顔洗いが苦手なのか、毎日ほぼ例外なく黒々とした大きな目やにをつけています。以前は、ティッシュで取ろうとしましたが、近づけると逃げるので、最近は手で取っていますが、取ろうとするとやはり「ちょっと、やめてよぉー」という感じで、前足で僕の手を払いのけようとします。悪戦苦闘して取った目やにを西子に見せ「こんなでっかい目やにつけてたらいい女が台無しだぞぉー」などといってみるのですが、くんくんと何度か目やにのにおいをかいで、その後は何事もなかったかのように過ごしています。他の猫もこんなものかと思い、猫をテーマにしたブログをいくつかあたってもみると、目やに取りが好きな猫が圧倒的多数の様相。む~ん、困ったもんだ。
 何で、人間と生活するために必要な世話ばかり嫌がるんだぁーと思いつつも、膝の上で丸くなっている西子を見ると(まっいっか)と思ってしまうのでした。
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