愛猫・西子と飼い主・たっちーの日常

亡き西子とキジロウ、ひとりっ子を満喫していたわおんのもとに登場した白猫ちくわ、その飼い主・たっちーの日常…です。

お行儀いい?

2006年03月11日 | 西子
 年がら年中大きな声で鳴いて、腎臓が悪くて、犬歯が1本、とかなり面倒な西子ですが、実は結構お行儀はいいんです。
 例えば、人間の食べ物をほしがってちゃぶ台(部屋が狭いので小さいのをおいています)に乗っかたり、鳴き叫んで食事を邪魔するようなことは決してしません。以前、マグロの刺身に興味を示して、ちゃぶ台に前足を乗せてクンクンしたことはありましたが、「西子ぉー、ダメぇー」って間延びした声で一度注意したら二度としませんでした。唯一、アジの開きを焼いていたときは、それなりに鳴いてはいましたが、そのときもやっぱり「西子ぉー、ダメぇー」って間延びした声で注意したらだいぶおとなしくなりました。
 このほかにも、電気コードにジャレたり、トイレ以外で粗相をしたり、高いところに乗っていたずらしたり…なんてことは一度もなし。(う~ん、これでおとなしければパーフェクトなんだが…)って思っちゃうくらいです。
 一番、感心したのは洗濯物。取り込んだ洗濯物を部屋の隅に山積みして放置していても、ちゃーんと除けて歩きます。お気に入りのボールで遊んでいるときでさえ、ちゃーんと除けるんです。これに気づいたときには、感動しましたねぇ。つい洗濯物を取り込んだまま放置しがちになってしまう僕にとって、これはとってもありがたい。
 でも、素直に喜べない「事件」が起こりました。
 その日、僕はやっぱり取り込んだ洗濯物を部屋に山積みして、うつぶせになって本を読んでいました。西子が洗濯物を除けて歩くことはすでに承知していましたから、安心してのーんびりした気分で読書を楽しんでいました。しばらくすると、それまで猫ベッドで寝ていた西子は、おもむろに起き上がり、ゆっくりと移動を開始。いつものように洗濯物を除けるのを確認した次の瞬間、うつぶせで寝ていた僕の腰、背骨と尾てい骨の継ぎ目辺りをしっかりと西子の肉球が踏みつけていきました。しかも、前足と後ろ足の両方で。うつぶせのまましばしボーゼンとしていた僕を尻目に、西子は何事もなかったかのように水を飲んで、満足気に戻ってきます。
 「ちょっとー西子! 今のはひどいんじゃないのー」
といってはみましたが、当の西子は「なんかあったの? あたしなんか悪いことした?」って感じ。どうやら、何が問題かを西子に理解させるのはかなり難しい様子。
 「西子にとっては、僕よりも洗濯物のほうが大事なのかぁー」と思いつつ、寝ている僕を除けてもらえる方法をいろいろ考えてみましたが…未だに見つからず、相変わらず踏みつけにされること、しばしばです。

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