Cosmos Factory

伊那谷の境界域から見えること、思ったことを遺します

久しぶりのイライラ

2007-08-23 08:28:48 | ひとから学ぶ
 久しぶりに車に燃料を入れた。5月の末以来だから3ケ月ぶりぐらいになる。からっけつになったから給油したわけではない。まだ半分を下ったところだが、あまりにも乗らなくなったから、一度に1万円近く取られても大変だからと思って入れたわけだ。巷でガソリン価格高騰が叫ばれているから、とんでもなく高くなったかといえば、前回に比較して9円高である。同じ給油所で入れたからその差が実情なのだろう。飯田市下伊那ではレギュラーですら156円くらいする。そう思えばハイオクで同じ値段なのだから隣接する上伊那はまだ安い方なのか・・・。

 ということで、5月以来1日に60キロ以上走るのは久しぶりだった。それもどこまで行ったかといえば伊那市までのことで、ふだんの通勤と変わらない距離だ。かつて1ヶ月に2千キロは乗っていた者にしてみれば、ずいぶんな変化だ。毎日電車に乗っていると、ちっとも車に乗ろうという気がしてこなくなるから不思議だ。

 この3ケ月、自家用車に乗るのは山の方へ向かうときと、何度か飯田市に向かったことくらいだ。どの道のりも信号機が少ない。だからそれほど意識したことではないのだが、伊那市へ向かうとその信号機の多さは際立つ。わが家から飯田市へ向かう場合、市内まで通常使っているルートだと信号機は6個である。それも半分の信号機は滅多に赤にならない。ところが、伊那市へ向かうとどうだろう。ちょっと数え切れないほどある上に、どれもこれも「またか」と思うほど赤になる。うんざりしてくるのはわたしだけではないだろう。そんなうんざりさせられる気分になり、あらためて車の通勤を辞めたのは正しいと思ったりする。久しぶりの伊那への過程でも、思うところは多い。

 カーブにさしかかれば対向車はかなりセンターを走ってくる。そんな車は1台や2台ではない。見通しの良い少しばかりのカーブでも避けることはない。おそらくその運転が相手にとっては常識なんだろう。左に寄れない運転手が多いこと・・・。

 用事があって行くのだからおおよその目安というものもある。ところが今に始まったことではないが、遅い車が点在する。後ろにスピード狂の車がついたかと思うと、前にはのろのろの車。前の車のペースが解るから、無理に車間を詰めない。ところが後続はしっかりと詰めてきて「速く行け」といわんばかり。このアンバランスは、間に挟まれた者には気になって仕方ない。無意識のうちに、前の車を自ら煽りだす。土日といえば、急がない車が多いから、なかなかペースは上がらない。せっかちな者にとっては、車は向かないということがよく解る。近そうで遠い伊那市の存在もよく解った。それにしても世の中に車が多すぎると思うがどうだろう。一軒に1台とか規制する、なんていうことは自動車産業でカバーしているこの国の現状からして「無理」か。
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