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2011.6.1~。大津波、宮古市、鍬ヶ崎復興計画。陸中宮古への硬派のオマージュ。
 藤田幸右 管理人

能登半島メーリングリスト投稿 (2)

2024年02月25日 | 能登半島地震

令和6年能登半島地震(2) メーリングリスト【ml】アーカイブスより

 

 

【ml】三陸の海岩手の会

Re:高浜原発1・2・3号機、大飯原発3・4号機@今すぐ止めろ(稼働中 関西電力)  「地震発生から1週間程度、最大震度7程度の地震に注意」@気象庁 (1月3日)

皆さんに
能登地震津波に関する表題の松本英治氏の主張、また田中一郎氏のてんこもり主張、について岩手の会は内部でしっかり議論して欲しいし見解も出して欲しい。

北陸電力の志賀発電所や規制庁が「地震の影響で冷却プールの水があふれる事象もあったが、いずれも原子炉建屋のプールがあるフロア内にとどまっており、外部への影響はなかった」というような間延びした声明の他は、規制委員会をはじめ各電力会社が沈黙を続けている。「冷却プールの水は溢れたが影響はなかった」という結果論に右ならえの見識なのか?「それはよかったね」で済まないのではないか?!
冷却水が無くなったら、そして電源喪失したら、の普段の対策がないから、全てステレオタイプの結果論で弁明するしかない。私のいうミニマム対策しかないのだ。冷却水がなくなり、電源喪失したらこうなる、というマキシマム対策を持っていないか考えていない。こうなるという最悪シミュレーションすらやっていない。震度7、津波襲来の緊急時に、原発街道筋地帯の全県、市町村自治体、原発事業者から「住民の避難」の支持や警告や、声明や、動きが出ていない。住民かさえ出てこない、ということはこの地帯でも原発事故がミニマム(安心・安全)事故に位置付けられているからである。口では避難を言うが安全という本音。そこまで風化が進んできた。ミニマム指標をミニマムに解釈するコンセンサスではダメなのです。女川原発のひび割れた天上クレーンは大丈夫では無く、議論の余地なく、地震で間違いなく落ちるのです。宮城県民、岩手県民はその危機意識を持たねばなりません。
藤田幸右
 
 
 
 
【ml】三陸の海岩手の会
Re: [mattasaisyori:2455] 福一原子炉倒壊の恐れ/使用済燃料の水抜けに関する質問主意書のQ&A&Cまとめです。 (2023.12.31)
 
永田様 皆様        藤田幸右 拝
今の市民活動の一つの傾向ではないかと思い詰め、年末の区切りの時期にこのような批判を書きました。「福島第一原発一号機原子炉倒壊・使用済燃料水抜けの危険等に関する質問主意書」「質問&答弁&コメント」についてです。
                                                        記
答弁書へのこちら側の「コメント」「全体のコメント」を読んでいると(向こうのミニマム答弁を聞いて、このようなコメントを読んでいると)そして、筆者の「正統性」「公平性」からの批判を聞いていると、なんだかなあ、何か、心配無いような気持ちになってくるなあ、なのです。危機感がどこかに行ったというより眠り込まされていく。向こうのミニマム(過小評価)弁明とそれへのこちら側のゆるい批判が永久に続いているような気がしてきます。高給取りの官僚たちが入れ替わり原発ムラの組織的職務の継承を続けていて、こちらは永田氏もいずれ命が尽きるわけで、一代また一代の継承で勝てると思いますか?負けると思いますよ。奴らは永田氏の質問には能力的にこれ以上答えられないし付いていけない、経験上も永田氏の質問の意味もわかっていないからです。──そのようなことにみなさんそろそろ気づくべきです。(質問の意味は官僚や学者は分かっているが…なあんてことを口にすることはそれこそ無意味ですよ…戯言の余地はないと思います…)
 
少なくとも、ここで、マキシマム(最悪)事故、マキシマム(最悪)現象の可能性現出のラインに留(とど)まって反撃するべきなのです。いうならば「超過大評価」の事態、最大震度6.5〜7.5クラス、ペデスタル壁が突き破られ格納容器が崩壊落下、燃料プールが崩壊使用済み核燃料が落下(1000ガル地震の振動でも崩壊、落下は起きないのですか?否1000ガル地震の可能性はある)、200〜250Sv以上の放射線のため対策が取れず、むき出しになった燃料棒が高熱(ミニマムだと500度だど)の5000度を超えて核分裂の連鎖反応が始まる。格納容器底のデブリも連鎖反応、もはや人間は避難方法もなくその場にバタバタ倒れていくだけだ。──いつも考えることですがこの災害の超最悪マキシマム事故、偶然の確率のような低い可能性の災害は可能性がないわけではないのです。事実の風化も始まっていますがバケツとひしゃくで廃液を運び漫画のように臨界点が現出した例もあるのです。そうであれば、そこに近付けまた増幅させて、マキシマム可能性の超高留まり戦略を貫くべきなのです。〜東北沿岸の防潮堤は最大クラスの津波で全て崩壊すると内閣府(東北大今村教授ら調査団)は公式化しました。根拠を知りたいと思いませんか?
 
嘘八百のミニマム留(とど)まり戦略に抗して、退却しながら、また対等に対抗していてはダメだと思います。不退転マキシマム攻撃要塞をそこに設定するべきで、そこから質問主意書も発信続けなければなりません。そこから外に出てはいけません。そんな可能性はゼロだ奇想天外だと言われてもそこから問い続けなければならないのです。市民の中に心配があるうちは…そこが大衆運動、市民運動の出発点なのです。マキシマム(最悪)の事態、「超過大評価」の事故等予測、事故事後シナリオはごまかしや嘘をついているのではないのです。一般市民のレベルが低いのでもないのです。論理的にも市民の論理としてはこの超ネガティブの広がりが本当の唯一の力強い立脚点なのです。市民運動の唯一とは言わないまでもそれに近い根拠なのです。永田氏のような「正当性」「正確性」はゆるすぎます。正当性が証明されても危険性はなくはならないからです。
 
(以上)
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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