宮古on Web「宮古伝言板」後のコーケやんブログ

2011.6.1~。大津波、宮古市、鍬ヶ崎復興計画。陸中宮古への硬派のオマージュ。
 藤田幸右 管理人

メガ金額はやめよ!

2016年12月01日 | データ、転載など

小池都知事はうまいことを言った。「お豆腐じゃあるまいし一兆(一丁)、二兆、三兆と…」と。ユーモアのある知事だが東京オリンピック、パラリンピックは二兆円か三兆円かまだ判断は出ず、これは最後まで藪(やぶ)の中だ。兆がついたらもう庶民には分からない。信任したわけでもない詐欺師たちが勝手に国民的配分を決めている。

 

日本経済新聞(2016.11.27)

 

見出しくらい読んでほしい。

こちらも、もはや見出しや太字を読むしかない。それで充分と言えるしそれしか分からないとも言える。メガ金額「(福島廃炉・賠償費)20兆円」は脳ミソを超えている。 「想定の2倍」。え、だれが想定していたの?と言いたい。もともとが想定の外で急に「2倍」だけが問題提起されても答えようがないす。「国民の負担増も」ではないだろう。再び全部が国民全員の負担だ。「東電へ融資拡大」=「もってけ泥棒」。返さなくてもいいからもっともってけ、もっともってけとだれが言っているんだか? ──法律がそうなっているんです。書類が整えば無限にもっていかせる、と。法律だからといって、もはや座視するわけにはいかないねえ。「通産省推計」となっているがなぜ通産省が余計な事を! ──ほうりつがそうなっているんです。法律がそうなっているんです。しかし法律だからといって座視するわけにはいかないねえ…。  

どうします? 野党連合さん!「融資」の意味や質が変わった事を知っているの? 居坐りゴートーやおれおれサギに変わっているのだよ…。なんら根拠も確たる内訳もない20兆円は次の30兆円のための国民メガ金額馴らしのおためごかし金額なのです。

[表] の見出し 上から「賠償」「除染」「中間貯蔵施設」「廃炉」「合計」  20兆円超


20兆円超プラス20兆円超=40兆円超

で、復興予算も20兆円超くらいあったはずだ。くらい?…位(実感=地位)もないのに分かったように「くらい」と言ってごめんなさい。あわせて40兆円超、いずれにしても全部が庶民の負担、を言いたかったのです。ほかにだれが負担する? 国民・庶民が国をつくっているという、心が折れるという事を実感してほしい…。心折れる人は負担しなくていい。心折れない人が負担する、にしてほしいです。通産省、政府推計で40兆円超。実際は60兆円超、100兆円超は明らか!


メガ金額はやめろ!

流用が横行し詐欺師が群がる日本経済の構図。メガ金額はくせになる。11兆円、20兆円、40兆円、60兆円、100兆円……。メガ金額をやめる法律(宝くじも金額は1千万円どまりとする)か、メガ金額監視院をつくるしかない。メガ金額が躍る(おどる)たびに庶民の財布からなけなしの小銭が何兆円超も飛び出していくからである。認識上もメガ金額は家計金額や中小法人会計金額と断絶している。メガ金額を操るものには別途メガ税金をかけるべきだ。



なぜか? 下の記事は冷静に読める。

日本の場合、巨費を国際支援に求める事はない。なぜならば、そうなると国際的競争にかけられ、国際的監査を受けるからだ。そうなると合法的詐欺師たちが困るからだ。


日本経済新聞(2016.11.30)







 

 

コメント (1)
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