宮古on Web「宮古伝言板」後のコーケやんブログ

2011.6.1~。大津波、宮古市、鍬ヶ崎復興計画。陸中宮古への硬派のオマージュ。
 藤田幸右 管理人

防潮堤 揺れる住民

2014年01月11日 | 防潮堤

 「揺れる住民」は当然のことだ。先の3.11大津波を強く経験して、沿岸住民はもちろん、全国民が防潮堤の不実について認識した。防潮堤の高さ・強さ・不正の見直しは当然として、設計思想にまで深く見直しは進んでいる。

地域防災の観点から、海洋環境保全の観点から、ふるさとの景観保護の観点からNO(ノー)の意識を育んだのである。防潮堤NO! NO は地域の産業、地域の絆を育む。ここにきて防潮堤の要・不要、防潮堤のあるべき意味、あらざる意味にまで住民の心は大きく大きく揺れている。当然のことだ


 


日本経済新聞(2014.1.7)

記事の一部拡大 ↑↓


 

一方で、行政の多くは、地域住民と防潮堤を振り返ることもなく思考停止に陥ったままである… 



 

[関連記事]  田老「第一防潮堤」の今(4=まとめ)
※ この<田老「第一防潮堤」の今>シリーズでは防潮堤の一般的問題点や公共工事の民事的刑事的不正についても書いている。(1)~(14)

 

[関連記事] 鍬ヶ崎「防潮堤」(1)そして白線は消えた
 ※ この<鍬ヶ崎「防潮堤」>シリーズでは岩手県宮古市鍬ヶ崎地区に固有な問題のほか防潮堤の一般的問題点も書いている。(1)~(15) 

   







コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする