もっちぃーの宮崎暮らし

宮崎在住の私が、焼酎を飲みながら気ままにやってます(旧「もっちぃーの焼酎ぶろぐ」をリニューアル)。

焼酎かすでバイオガス

2007-02-28 13:51:31 | 旧「もっちぃーの焼酎ぶろぐ」
新聞にニュースがあったので、載せておきます。


-焼酎かすでバイオガス 霧島酒造、都城にプラント-

霧島酒造(都城市)が同市下川東の本社工場に建設を進めていた焼酎かすリサイクルプラントが完成し、27日、現地で落成式があった。焼酎かすをメタン発酵させ、燃料用のバイオガスを回収する施設で、同種の施設としては国内最大級の1日400トンを処理する。

 同社は芋焼酎の売り上げ増に伴い、生産過程で出るイモの繊維や皮などの焼酎かすの量が1日500トン近くに増大。処分には大量の化石燃料が必要で処分方法が課題となっていた。(ソースは → コチラ

システムの詳細は → コチラ


これまでも焼酎かすを肥料に利用するなどの取り組みはありましたが、
(たとえば → コチラ
これほどまで大規模なプラントというのもすごいですね。
大規模な工場をもっている同社だからこそ可能なんでしょうけど。

得られたバイオガスは同社の電力になるということですから、リサイクルの
見本として発展していければいいですね。

それはともかく、小規模の蔵がね~。
苦労しているみたいですが…。

そもそも、「焼酎かす」といえば廃棄物のようなイメージがありますが、
植物の加工品ですから、食品の一部のような感じなんですよね。
一律に海洋投棄が制限されてしまいましたが、他の廃棄物と違い、
魚が喜んで食べる、自然へ戻りやすい物質だっただけに、海洋投棄の制限は
痛い措置でした。

まあ、時代の流れとして仕方ないでしょうから、各蔵元の努力に期待という
ところですね。
焼酎の値段への上乗せはいただけないですが、消費者も環境問題のために
努力しろということで、我慢せざるを得ない、かな?。



鹿児島県議選:買収事件

2007-02-23 10:36:17 | 旧「もっちぃーの焼酎ぶろぐ」
地元の方ならよく知っている事件なのですが、本日、全員無罪との
判決が出ました。(ソースは → コチラ

刑事事件での無罪率の低い日本では、異例の判決ですよね。

簡単に内容を書いておきますと、2003年の鹿児島県議選にて当選した
中山信一さん(その後辞職)が、投票依頼のため関係者に現金を贈っていた
として、贈った側、もらった側の計12人が起訴されていたという事件。

んで、異例だったのが、捜査段階で違法行為(家族の名前を書いた紙を踏ま
せたりした、いわゆる「踏み字」問題)があったとして、被告から警察に対し
て損害賠償事件が提起されていたこと。
そして、先日、被告側がこれに勝訴したんですよね。
つまり、違法な捜査があったことが民事で既に認定されていた訳です。

で、その違法な捜査に基づく自白が焦点となっていた刑事事件において、
自白の信憑性が薄いとの判断が下され、全員無罪を勝ち取ったという次第。

警察は面目丸つぶれという状態ですね。
捜査をがんばりすぎたのかもしれませんが、違法は違法、今後の捜査に対して
は心を入れ替えてもらいたいものです。

そして、被告の方々は喜ばれていることでしょう。

ただ、県議に当選したものの辞職された中山信一さんは、辞職後の出直し選挙
にも拘留中の身でありながら出馬し、残念ながら落選しました。
もちろんこの落選には、嫌疑をかけられ拘留中であるということが大きく影響
していたのは、間違いないわけで…。

そうなると、逮捕により辞職に追いやられた県議の職には、無罪を勝ち取った
からといって戻れるわけではないので、本人としては複雑な心境でしょう。
がんばって今度の選挙にでもでるのでしょうか…。

さて、当焼酎ブログにてなぜこの問題を取り上げたのかといいますと、
この中山信一さんという方、とある焼酎蔵の社長さんなんですね。
この裁判の行方には、酒屋さんや業界の方も心配していらしたようなので、
とりあえず無罪を勝ち取られたということについては、一安心されていることと
思います。

「阿久根」鹿児島酒造

2007-02-20 07:48:03 | 旧「もっちぃーの焼酎ぶろぐ」
前から気になっていたけど、やっと購入、開栓した焼酎。
鹿児島酒造の「阿久根」です。

んで、何が気になっていたかというと、「S型麹」というのを使って
仕込んでいるということ。

この「S型麹」というのがどういうものなのか、焼酎屋に聞いてみまし
たが、よくわからないとのこと。飲み口としては白麹に近いということ
でしたが…。

私が思うに、これって黄麹の一種なんではないかなと(←勝手な推測)。
理由としては、ラベルの説明がこんな感じだから。
・白麹でも黒麹でもないと書いてある
・取り扱いが難しいとのこと
・水割りやロックがオススメであること

加えて、名杜氏:黒瀬安光氏といえば、高価な焼酎「黒瀬安光」に使われ
ている「ネオマイセル麹」が有名ですが、これも黄麹の一種ですよね。
(ちなみに「ネオマイセル麹」は、黒瀬安光氏しか使うことができないら
しく、そのため焼酎「黒瀬安光」が高価らしいのですが、S型麹を使った
「阿久根」の価格が普通くらいなのを見ると、黒瀬氏だけしか使用できな
いという訳ではなさそうですね。)

まあ、ウンチクはともかく、飲んでみて、自分で判断しましょうかね。

おお、うまい。
かなり気に入りました…。

感触としては、香りも味も白麹と黄麹の中間のような雰囲気。
純粋な黄麹ほど酸味が強くないし、白麹のようなふんわりとした甘みも
あるので、両方のよいところを兼ね備えたような感じでしょうか。

水割りやロックがオススメと書いてありますが、多分私は生で全部飲ん
でしまうと思います。ほんの少し水を入れて、20度くらいにするのも
いいかな?
とにかく、やさしくてエグみがないので、濃い目でもおいしくいただけ
ると思います。

今後、定期的に購入する焼酎に仲間入りしそうですね。

紫美(終売品)

2007-02-18 10:18:43 | 旧「もっちぃーの焼酎ぶろぐ」
何をいまさらなんですけど、だいぶ前に「ニッポン旅×旅ショー」
という番組で、焼酎の特集があったそうですね。
リンクは → コチラ

放映された後には、他の方のブログとかでも頻繁に紹介されていたよう
ですが、完全に乗り遅れていた私は、やっと番組のHPを見て、内容を理解
したところです(恥。
なるほど、そんな内容だったのですね~。

この番組により、ネットオークション等での萬膳の値段が高騰したという
ことで、騒がれていたようです。
萬膳さんも、そんな番組出なけりゃいいのに…。
ちゃんと「入手困難です」とアナウンスされていたようですが、入手困難と
聞くと欲しくなるのが、人間の性ですから…。

さて、同じ番組の中で紹介されて人気が出たというのが、写真にある
「紫美」、雲海酒造の終売品です。

はっきり言って、何をいまさら…って感じです。
その辺の酒屋にゴロゴロしてたくせに、今頃になって終売になったからと
いう理由でネットで高騰するなんて、悲しくなってしまいますよね…。

ちなみに、写真は我が家に残る最後の1本の紫美です。
黒麹にしてはやさしめの、丁寧な味のする焼酎です。
値段は2000円ちょっとだったと思いますが、それ以上でもそれ以下でもない
普通の焼酎ですよね。

ちなみに、雲海酒造さんが紫美を終売にした時に、酒屋さんに対して代わり
にコレを売ってくださいと宣伝したのが「甕匠(かめのたくみ)」らしいです。
黒麹、甕仕込み、木樽蒸留ということで、「紫美」と似たスペックを持って
いますが、味がちょっと違いますので、同じ焼酎の名前を変えただけという
訳ではなさそうです。
値段があがっているのが、ちょっと、ねえ…。

-追記-

銘柄は「紫尾」ではなく「紫美」でしたね。本文修正しました。



最近の晩酌

2007-02-12 23:17:05 | 旧「もっちぃーの焼酎ぶろぐ」
昨日に引き続き、最近飲んでいる焼酎です。

写真をご覧のとおり、私のブログに何度も出てきたものばかり…。
つまり、似たようなものばかり飲んでいるということですね…。
(どおりでブログネタに乏しいわけだ、なんて言わないで…。)

ただ、飲み方は少し違いますね。
「八重桜手づくり」と「金の露」(ともに20度)は常飲用。
がぶがぶ飲んでます。

「萬膳」「萬膳庵」「甕御前」は、丁寧に味わいたいとき用。
酔っ払う前に、しみじみと味わってます。

この3本は、もちろん入手しづらいですが、倉庫にしまい込むものでもない
だろうということで、最近は空になったら新しいのを開けるようにしてます。
「焼酎は飲んでナンボ」という考え方が、私としては以前より強くなってき
てまして、あまりもったいぶらないようにしてます。

ただ、「甕御前」はストックがあと2本になってしまいました。
今年の夏ころの販売時期には、気合を入れて購入に走りたいと思います。


さて、最近は冒険心が薄くて、味のわかった予定調和の銘柄ばかり買って
いるため、ハズレはないですが、なんだか寂しい気もします。
ただ、最近の新発売銘柄などは値段も高めのものが多いので、どうしても
手が伸びないんですよね~。

何度も書いてうるさいですが、「金の露(20度)」の1700円代というのは、
味と値段の比較からして、他の焼酎をあきらめさせるに十分な価値をもって
いると、心底思っています(もちろん私の好みとして)。
読んでいる方はおもしろくないかもしれませんが、この銘柄ばかりは今後も
頻繁に出てきますので、ご了承を…。

「山ねこ」「ひとり歩き」

2007-02-11 22:02:10 | 旧「もっちぃーの焼酎ぶろぐ」
いや~、腰が痛いというのも不便ですね…。
ゆっくりしか歩けないので、他の人の邪魔になったりするのですが、
お年寄りや体の不自由な方の気持ちがわかります。
がんばってるのにうまくいかないんですよね。
今後は他人にもっといたわりの気持ちを持って接しよう、と気持ちを
新たにした次第です…。

さて、最近飲んでいる焼酎をUPしときますね。
ジョイホワイト芋で有名な「山ねこ」と「ひとり歩き」です。

「山ねこ」は友人の誕生祝で開けました。
3人で生で飲んだのですが、あっという間に半分以下です…。
夏場のロックも旨いですが、冬に常温の生で飲むのも、また最高。

ジョイホワイト芋の焼酎では、やはり「山ねこ」が一番好きです。
独特な甘酸っぱい味でフルーティーなのに、落ち着いていて口当たりも
やわらかいです。ホントによくできた焼酎です。

「ひとり歩き」は、酔っ払った勢いで急に飲みたくなって開けてしまい
ました。「山ねこ」が終わってからにしようと思っていたのですが…。

「ひとり歩き」の味も、「山ねこ」とどうよう甘酸っぱい系ですが、
こちらは少し辛くて少しスモーキーでドライな感じがします。
この「少し辛くて少しスモーキーでドライ」な感じが、同蔵の八重桜などに
似ているので、なるほど蔵着き酵母による蔵の癖がでていると感じます。

ところで、以前、黒麹のジョイホワイト芋の焼酎飲み比べをしようと
書きましたが(黒傳ひとり歩き、がんこ焼酎屋黒麹)、今回勢いで「山ねこ」と
「ひとり歩き」を開けてしまったので、ちょっと後回しにします。

今日の出来事…

2007-02-08 16:34:08 | 旧「もっちぃーの焼酎ぶろぐ」
最近忙しくて書けていなかったのに、いつもそれなりのアクセスがあり、
申し訳なく思っております。
定期的にブログの記事をUPされている方には、ホントに頭が下がります。
サボり魔の私はブロガー失格なのかもしれませんね…。スイマセン。

んで、そんな私が何で今日はこんな時間に書けているかといいますと、
腰を痛めました…(え!?。

今日のお昼ごろ仕事をしていましたら、グキッとやってしまい、歩くのが
やっとの状態になってしまいました…。
早退して病院に行き、今帰ってきたという次第です。
特殊な病気ではなく、腰の関節が磨り減るいわゆる「腰痛」ということで、
痛みが引くまで一週間ほど安静に、ということでした。

見た目も?、中身も若い気でいましたが、体は正直ですね…。
丁寧に直して、その後大事にケアしていきたいと、心底思います。

皆さんもお体には気をつけてくださいませ…。


あ、焼酎のことも書いておきますかね。

何でも巷には萬膳の小瓶が出たとの情報があるようですが…。
以前出てから5、6年ぶりくらいですね。
私の知る範囲では、鹿児島の一部の酒屋にしかないみたいで、
県外には出荷されるのか、また、そもそも出荷できるほどの数があるのか、
その辺の情報もわかりません(←違ってたらすいません)。

中身は普通の萬膳なのに、小瓶にしてはお値段も若干お高め。
なら一升瓶を買った方がいいですよね。瓶違いなだけで無理して入手する
ようなもんでもないでしょうに。私は萬膳のストックが数本あるので、酒屋で
小瓶を見つけてもスルーですね。小瓶に2千円以上は出せない…。

また、なぜこの時期に小瓶を出すのか、蔵元側の意図もよくわかりませんね。
瓶が違うだけでネット上では高値取引されているようですが、それを煽るだけで
蔵元側にメリットは無いように感じます。
今後小瓶が定期化されるというのなら、わからないでもないですが…。