もっちぃーの宮崎暮らし

宮崎在住の私が、焼酎を飲みながら気ままにやってます(旧「もっちぃーの焼酎ぶろぐ」をリニューアル)。

地元向け or 県外向け

2008-02-28 23:56:08 | 旧「もっちぃーの焼酎ぶろぐ」
また、焼酎の値段の話。

今日は私の定番焼酎である「金乃露20度」を買ってきました。
こればっかりと言われても仕方ないのですが、味とコストを考えると、
今のところ、これが私のベストかもしれません。

好き過ぎて、飲み過ぎることまで考えると、ちょっとマイナスかも…(w。

さて、この焼酎の値段は1700円代。
同じ金乃露の25度は2800円代であることを考えると、度数換算すればだいぶ
安いんですよね。

その辺について酒屋さんと話をしたんですけれど、やはり20度は地元向けと
いうことなので、頑張って据え置きにしているのだろうということでした。

まあ、もともと25度ももっと安かったのですが(私の記憶では、初めて買った
ときは2000円ちょっとだったかと)、材料費や焼酎かす処理代金などで上げざる
を得ない状況にあるというのは理解できます。
芋の値段もだいぶ上がりましたし、焼酎かすの処理にはどこの蔵も苦労されて
いるようですから。

そんな中でも「地元向けだから安くしておく」という姿勢には、地元の人間と
しては(といっても私は最近宮崎に来ましたが)、とてもうれしく感じます。

その反面、どんどん値上がりした25度しか手に入らない他県の方からすれば
悪い印象を受けられるかもしれません。
2800円代というのはちょっと上がり過ぎかもしれませんし…。

このあたりに蔵元の苦悩が見え隠れしますよね。
折角の焼酎ブームだから、これまで苦労してきた分の利益は取り戻したいし、
かといってこれまで支えてくれた地元の人間に見放されたくはないし…。
結局のところ、ブームの動向と客の顔色を伺いながら、境界線を探っておられる
んでしょう。商売としてあたりまえといえばあたりまえのことですけど。


私としては、一つ前の記事に書きましたが、旨くて安い焼酎を探してのむという
姿勢はかわりませんし、良くも悪くも値上げをされるのであれば、値段と味とを
比べて、そのバランスの優れたものを買うしかないと思います。

銘柄に踊らされること無く、好きなものを飲めればそれでヨシ、と…。


-本日の焼酎-

めずらしく麦焼酎。「山猿」を生で。あっさりした「中々」より、こちらの方が
好きですね。でも麦はやっぱりたまにです。


地元民の戯言

2008-02-26 02:34:15 | 旧「もっちぃーの焼酎ぶろぐ」
むかし焼酎に興味を持ち始めてガンガン集めていた時期と比べて、最近は本当
に飲みたい銘柄を吟味してから買っている。

有名銘柄をひととおり飲み終わってしまったというのもありますが、
結局、安くて旨いものを知ってしまったのであれば、それに落ち着くのが当然の
理ということになりまして。。。
例えば2000円を切る25度の白麹で、なんて考えると、だいたい3、4銘柄に絞ら
れてきますよね。

そういう私の嗜好に反して、新規で出てくる銘柄の値段が、ことごとく高値と
なっている。
既存の銘柄の平均的な値上げに関しては、材料費の高騰(芋の値段がべらぼうに
あがっているみたい…)や焼酎かすの処理費などの分については理解できますが、
新規銘柄の「はじめから結構高い」というのには、かなり抵抗があります。

新しいものを試してみたい気持ちはヤマヤマなんですが、それ以上に高いように
感じるので、ここ最近出てきたものについては知らない味が多かったりします。


さて、そういった銘柄は、世間ではちゃんと売れてるのでしょうか???

自分が買わないからみんなも買わないと決め付けている訳ではありませんが、
値段に対してどうにも魅力に乏しいように感じて仕方ないのです。

私はもともと地元の人間なので「焼酎は安くて旨いもの」という意識が強いように
思います。
逆に他の地方の方にとってみれば、それでもウイスキーやワイン、日本酒などに
比べれば(アルコール換算で言えば)安いと感じているのかもしれません。

考えてみると、どんなお酒も高いものと安いものとの差が大きくて、それなりの
「住み分け」ができていますよね。
「焼酎は全てが安くて当然」と思っている私のような地元の人間の方が、むしろ
自然な市場原理からはおかしいのかもしれません。

ブームにより全国区になった焼酎は、自然な市場原理へとさらされる存在へとなって
しまったのでしょう。
そして今現在は、その「住み分け」ができる過渡期なんでしょうか?
そしてどの蔵も「高評価により高値推移する蔵」を目指して競い合っているところ
なのかもしれません。

焼酎ブームのもたらしたものは、「安くて当然の田舎の酒」から「市場の評価に
より格差の発生する業界」への変化なのでしょうね。


さて、そんな中で私は、「日本総中流」であった一昔前のごとく、市場価値などを
気にせずのんびり飲んでいた一昔前をなつかしんでいる人間だったりします。

造る方も飲む方も、のんびりでいいんじゃないかな~、と。
時代から取り残された日本の端っこの文化なんていうのが、焼酎には合ってるん
じゃないかな、なんてね。。。

セット販売について

2008-02-21 02:32:49 | 旧「もっちぃーの焼酎ぶろぐ」
先日、酒屋へ行ったときのこと。

そこにはそこそこレアな焼酎が、箱に入ったセットとして置いてある。

んで、イジワルを承知でちょっと聞いてみました。
「『セット』と『抱き合わせ』の違いって意識されてます???」

やはりと言うか、ちょっと困った顔で答えてくださいました。

「単品であまり売れないものをむりやりくっつけたら『抱き合わせ』かな?
売れるものの組み合わせなら『セット』として成り立つんじゃないかと。
 箱に入ったセットなら、贈答用としてまた違ったニーズがありますから、
それなりの価値があると思いますよ。」

イジワルな質問に丁寧に答えてくださってすいません。失礼しました。

なるほど、そこの酒屋さんのセット商品は、いわゆるレア物とそこそこ人気の
あるものの組み合わせになっている。
両方とも飲みたいレベルにはある焼酎の組み合わせなので、嫌なものをムリに
買わされるような感覚はないですね。

もちろん単品で好きなものを買うのが好ましいです。
しかし、酒屋さんも商売ですし、転売するような連中を防ぐ意味でも、若干は
許容されるかな?、と思います。
少なくともコチラの酒屋さんのセットに関しては、それなりに飲み応えのある
ものの組み合わせだとは感じましたけど。


そもそもセット販売が許されるのか、どんな組み合わせなら許されるのか、
という基準も曖昧ですし、買う人の好みにも大きく左右されるので、一律の
評価を与えることは難しいと思いますが、常識的に、最低限の良心があれば
いいと思います。

他の酒屋のように、2000円の焼酎に一万円のワインなんてありえないですし…。


-本日の焼酎-

五番隊を生で。最近結構お気に入り。ベジータレッドのやさしくて不思議な
感じが、他と似てなくて良いです。
黒麹にパンチを求める向きも多いと思いますが、こういうやわらかい黒麹も、
もっと評価されていいと思うのですが…。
大石さんはいい焼酎造りますよね。。。。。



あるところには…

2008-02-16 23:33:15 | 旧「もっちぃーの焼酎ぶろぐ」
もう過ぎてしまったことなので、書いてもいいかな?

とある酒屋さんがバレンタイン企画で万膳系大放出してたんですよね。
全部で50~60本くらい出したのかな??
普通に店に並べたみたいです(壮観だったでしょうに…)。

ちゃんと一般客に放出するよい酒屋さんです。
てか、あるところにはあるもんだな~と思いますよね。

私?
企画は知ってたんですけど、行ってません(在庫過多につき…)。


申し訳ないですが、酒屋の名前は公開できませんので、悪しからず…。


うれしい頂きモノ

2008-02-15 22:39:05 | 旧「もっちぃーの焼酎ぶろぐ」
昨日はバレンタインデーということでしたが、
仕事で付き合いのある方から焼酎をいただいてしまいました。
「もっちぃーさんはコチラの方がうれしいでしょうから」ということで…。

はい、うれしいです♪(実はチョコレートもものすごく好きなんですけど)

いただいた焼酎は、長島研醸さんの「さつま島娘」です。

ご存知の方も多いと思いますが、「さつま島娘」は長島の島内限定販売の銘柄。
(といいつつ、たまに島外にもあると聞きますが…)

焼酎を下さった方は、焼酎にはあまり詳しくない方です。
しかもその方は、私が焼酎好きで多くの銘柄を飲んだことがあるのもご存知。

そんな中で、私が喜ぶだろうことを期待して、宮崎では手に入りづらいこの銘柄を
ご用意くださったのかと思うと、焼酎の価値以上にうれしくなりますよね。
相手を少しでも喜ばせようという心遣いに…。

もちろん私もすぐさま「この辺ではあまり見かけない銘柄ですよね。」と
答えたところ、うれしそうにされていました。

本当にありがとうございます。


あ、もちろんこの銘柄、私は以前に飲んだことあります。
米麹の他に麦麹も使用しており、「島美人」とはまた少し違った風味をもって
いますよね。


-本日の焼酎-

五番隊(生)→ 紅椿(生)→ 神座(生)
黒麹焼酎を、どんどん濃い味にしていきました。酔っ払いです。


アクアリウム①

2008-02-09 01:32:51 | 旧「もっちぃーの焼酎ぶろぐ」
タイトルの「アクアリウム」と聞いて興味を持ってくれる方がどれくらい
いるのかわかりませんが、とりあえず書いておきますね。

要は「熱帯魚の飼育」のことなんです。

初心者ゆえ恥ずかしいのですが、私も熱帯魚を飼っておりまして、最近は
結構はまっています。

興味ない方にとっては、水槽に魚をぶち込むだけだと思われるかもしれませんが、
小さい水槽でいかに水質を良好に保つのかということを考えると、
本当に奥が深い趣味の一つであります。
もちろん、魚のかわいさが第一ではありますけど…。

水質を良好に保つ=濾過を充実させる、ということくらいは容易に想像つくと
思います。
しかし、濾過=ゴミを取る、だと考えている方も多いと思いますが、それに加えて
「有害物質を分解する」というのが、本当に重要なことでして。

魚の排泄物や食べ残しの餌から発生するアンモニア等は、魚にとっては猛毒と
なるんですが、これを分解するのは微生物の仕事。
微生物がうまく働いてくれないと、魚はあっというまに全滅なんてことも…。
ですから、濾過器の中に微生物を住まわせ、そいつらにいかに有害物質を分解させ
るのかというのが、非常に重要なことなんですよね。

ではどうすればよいのか、なんて、書き出したらキリがなくなるほどの奥の深さ
があるようですから、別の機会にとっておきますけど、
アクアリウムをやられている方にとって、微生物による分解サイクルの安定した
水槽及び水は本当に大事なものなんですよね。

微生物の環境を考えるあまり、よく「魚を飼っているのか、微生物を飼っているのか
わからない」なんていう冗談もでるくらい、皆さん気を使っているようです。

私の水槽も、いくつかの失敗を繰り返し、最近では本当に安定するようになりました。

ちなみに私の水槽(60cm)には、テトラ系26匹とコリドラスが6匹、ヤマトヌマエビ6匹が
元気に泳ぎ回っております。
もう少し勉強したら、二つ目の水槽を立ち上げて、ちょっと難しい魚にも挑戦して
みたいと思っています。