もっちぃーの宮崎暮らし

宮崎在住の私が、焼酎を飲みながら気ままにやってます(旧「もっちぃーの焼酎ぶろぐ」をリニューアル)。

加江田

2008-07-23 00:08:48 | 旧「もっちぃーの焼酎ぶろぐ」
落合酒造場さんの「加江田」です。
紫芋系の焼酎なので、夏場向きかなと思い開けてみました。

使用している芋は、同蔵の「赤江」と同じ「紫優(ムラサキマサリ)」です。
ちなみに、ムラサキマサリはアヤムラサキとシロユタカの交配種なので、いか
にも焼酎向きに(しかも淡く華やかな向きに)開発された品種と言えそうですね。

赤江も白麹だったと思いますが、こちらの加江田も白麹なので、どういった点で
赤江と差別化されているのかよく分からないのですが、
酒屋さんの話では赤江よりもおとなしめに造られているようです。

まあ、赤江の香りと味は強烈ですから、もう少し落ち着いたものを、という
ことなんでしょうか。

実際に飲んでみますと、確かに赤江ほどのインパクトはないですね。
ただ、平均的な焼酎に比べたら、かなり華やかな香りを持つ部類になります。

とにかく香りは甘く華やかです。
しかし、味は香りから想像するほどは甘くないので、そのギャップも面白い要素
になっているように感じます。

飲み口は、結構軽くてドライです。
コクのある赤江より、このあたりの感触がだいぶ違うような気がしますね。
ドライなおかげで、私みたいな飲兵衛は後を引いて飲み続けてしまいます。

ここから先は私の好みになるのですが、こういった特徴ある紫芋系の焼酎は、
ロックにもお湯割にも向かないように思います。
ロックにするとあっという間に香りが消えて、紫芋の渋みだけが残りますし、
お湯割りにしたときの香りの発散もプラスになっていないように感じます。

自分の体が慣れていないせいかなとも思いますが…。

結局、生でほとんど飲んでしまいましたが、少ない残りは、ちょっとだけ割り水
して冷蔵庫で冷酒にしてみようかと思います。これがベストかもしれません。


-本日の焼酎-
日南娘20度(冷酒)→ 加江田(生)。

-本日のBGM-
スキッド・ロウ「スキッド・ロウ」。
名曲「アイ・リメンバー・ユー」は、カラオケでよく歌います。

日南娘20度:冷酒

2008-07-18 00:14:43 | 旧「もっちぃーの焼酎ぶろぐ」
前にも同じような記事を書いたことがありますが(コチラです)、
私はロックがあまり好きではないので、夏場は冷蔵庫に入れて冷やしたものを
氷無しで飲むことが多いです。

度数としては20度くらいがよいので、25度なら前割りして、20度ならそのまま
冷蔵庫へ入れてます。

この飲み方について私は「冷蔵庫で冷やしたヤツ」と呼んでましたが、
一つ前の記事のコメントでKP様が「冷酒」と表現されていまして、なるほど「冷酒」
でいいじゃないかと思った次第。
「冷酒」というと日本酒のような感じを受けますが、別に焼酎の冷酒でもおかしく
ないですもんね。
今後この名称を使用させていただきます。(KP様、どうもです。)

さて、生で飲むことの多い私ですが、最近の暑さで焼酎が生温くなってきたので、
今年も冷酒主体に切り替えることにしました。

25度を前割りしてもいいのですが、20度をそのまま冷蔵庫に入れたら楽なので、
先日酒屋へ20度の日南娘を買いに行きました。

あいにく一升瓶がなくて5合瓶だけだったのですが、これならそのまま冷蔵庫へ
入れてしまえ、ということで購入。
5合瓶で1,000円弱なので、コスト的にもそんなに悪くないですし。

冷酒のよいところは、ロックのように氷の溶け具合により味が変わらないことと、
そして何より、ロックのように香りや味が飛んでしまわないことです。

焼酎は、夏=ロック、というのが当たり前のようになっていますが、
冷酒にすると、しっかりとした味や香りを楽しみながらも冷たいものが飲めるとい
うことで、私的にはロックより全くもって優れた飲み方だと思っています。

皆さんもぜひお試しくだいさいませ。


-本日の焼酎-
日南娘20度(冷酒)→ 山猿(生)。
めずらしく麦焼酎を飲みたくなりました。麦焼酎の冷酒もおいしそうですね。
中々の20度あたりを冷蔵庫にいれてみませう。

-本日のBGM-
ジーノ「リッスン・トゥ・ザ・ライト」。

大地の香味

2008-07-16 00:03:07 | 旧「もっちぃーの焼酎ぶろぐ」
本日開けた焼酎、宮田本店の「大地の香味」です。

宮崎の某酒屋のPB商品になります。

値段はちょっと高くて、この4合瓶が1600円台、一升瓶は3000円超です。

数量限定のためシリアルナンバーが入っていまして、この瓶は「283/504」、
つまり小瓶は504本しかないということです。
一升瓶も3桁までだったと思います。
(とはいえ、いつも売れ残ってるんですよね~。人気無いんでしょうか?)

ちなみにこれは平成18年仕込みで19年~今年にかけて発売されていましたが、
平成19年仕込みのものも最近発売になっています。

スペックとしては、日南娘とは芋違いなだけで、あとは全て同じ(のはず)。
芋は「紅寿芋」を使用していて、その中でも有機栽培のよいものらしいです。

この紅寿芋は、宮崎の県南、日南市や串間市でよく栽培されているもので、
食用としても美味なので、よくスーパーとかにも並んでいます。

宮崎の県南の蔵元の焼酎にも、この芋を使ったものが見受けられますね。


さて、肝心の味に関しては…。

折角なので、いま空いている日南娘の25度と飲み比べしています。

日南娘といえば、よい意味で田舎臭い、ちょっとスモーキーで、それでいて
とてもやさしくやわらかい味の焼酎ですよね。
大地の香味は、日南娘に近い造りをしているせいか、上記の日南娘の特徴に
紅芋の甘い香りと味を少しだけ追加した感じで、全体的なイメージはかなり
近い印象を受けます。

2つを飲み比べているから違いを感じられますが、いきなりどちらかを出され
たら、ちょっと分かり辛いかもしれません(馬鹿舌でスイマセン)。


ということで、私としては、似た味の日南娘がそれなりに購入できますから、
無理して高いコチラを買う必要はないかな~というのが感想です。
(それが売れ残ってる理由なのかな?)
逆に言えば、ちょっと値段が高いのを除けば、高品質の旨い焼酎がいつでも買え
るということですから、宮田本店さん好きなら試してみる価値ありですね。


-本日の焼酎-
大地の香味(生)& 日南娘25度(生)。後半はよくわからなくなってきました。

-本日の運動-
ジョグ&ウォーク:約8㎞。体調がイマイチなので、ゆっくり長めにしました。

-本日のBGM-
ネルソン「アフター・ザ・レイン」。
美形の双子がメインのバンドです。かなり前「宝焼酎 純」のCMに出ていたこと
があります。みなさん、わかんないでしょうね~。

焼酎プリン(赤鹿毛)

2008-07-09 01:01:25 | 旧「もっちぃーの焼酎ぶろぐ」
お久しぶりです。
私事ですが、ようやく忙しい時期を過ぎましたので、今後は更新頻度を少し
あげられると思います。

久々の本日は、焼酎を使ったデザートをご紹介。

宮崎ではそこそこ有名なプリン屋さん「プリン工房 ena(イーナ)」の
「焼酎プリン」です。
最近うちの近くに支店が出来たと思ったら、イオン宮崎の中にも3店舗目が
オープンしてますね(もうかってる、のかな?)。

さて、このプリン、画像をアップしてみるとよく分かりますが、都城市の焼酎蔵
「柳田酒造」の麦焼酎「赤鹿毛」を使用した焼酎プリンなんですね。

こちら宮崎でも主流は芋焼酎なので、芋焼酎の、例えば「霧島」を使ったケーキ
などはありますが、わざわざ柳田さんの麦焼酎である赤鹿毛を使っているあたり、
こだわりが見えていいですよね。

プリンのラベルに焼酎の銘柄とラベルの商標を堂々と使用しているので、蔵元
公認の品だと思われます。

値段は、プリンにしてはお高めの350円です。

さて、問題は、わざわざ旨い焼酎を使うだけのメリットがあるかどうかですね。
いざ、食してみます。

おお…、旨い!

今流行の、瓶入りのプリンをスプーンですくって食べるタイプなのですが、
やわらかくて甘い中に、かなりしっかりとした麦焼酎の香りがしてきます。

感覚としては、洋菓子にラム酒を使ったりするような位置づけで、風味付けとし
て焼酎が使われていますが、聞いたところによると焼酎の量は全体の十分の一弱
くらいということで、そこそこ入ってますね。
購入したときに、店員さんから運転には注意するよう一言ありました。

これだけしっかりと焼酎が主張しているのであれば、わざわざよい焼酎を使った
意味がありそうですね。
しかも芋焼酎ではなく麦焼酎を使っているのが、ほどよい香ばしさと高級感を
与えていてイイです。芋焼酎だともう少し田舎臭くなったかもしれません。

いわゆる「とりあえず混ぜてみました」という品物ではなくて、ちゃんと考えら
れた完成品であるとの印象を受けました。
値段が少し高めなのでいつでもというわけにはいきませんが、また買ってもいい
かなと思います。

皆さんも、宮崎へ起こしの際はお試しくださいませ。
賞味期限がその日限りなので、発送はできませんので…。


-本日の焼酎-
薩摩茶屋(ロック)→ 田倉(生)。いまいち味の弱い今期の薩摩茶屋は、
ロックで消費させてもらうことにしました…。

-本日のBGM-
イングウェイ・マルムスティーン「エクリプス」。
そういえば、数年後に日本でも皆既日食があるんですよね。見てみたいな~。