もっちぃーの宮崎暮らし

宮崎在住の私が、焼酎を飲みながら気ままにやってます(旧「もっちぃーの焼酎ぶろぐ」をリニューアル)。

「黒吉」開栓

2006-10-27 10:17:35 | 旧「もっちぃーの焼酎ぶろぐ」
最近開けました。白石酒造さんの「黒吉」です。
発売・販売店として鹿児島の武岡酒店の表示があるので、こちらの
PBなのでしょうか?

以前に飲んだことがあるのですが、我が家での開栓は久々です。
写真は開栓前にとったのですが、実際はもう既に半分くらいになっています。
結構好きです、この銘柄。

この焼酎は、手作り麹のかめ壷仕込みという丁寧な造りですが、
一番の特徴は「古代黒米」を使っていることでしょう。

といっても、その黒米が味にどのような影響を与えているのか、
判断は難しいところですね。
勝手に考えるに、古代の黒米であれば、現在のモチモチしたでんぷん質の
多い米に比べて、もう少しぱさついた米なんではないかと思います。
それで造った焼酎ということであれば、シンプルで素朴な味わいに
なるのではないかと想像していたのですが、実際のところはかなり濃くて
厚みのある味わいです。
この特徴って、米の影響より、使ってる芋が「黄金センガン」だからなん
じゃないのかな?、勝手な想像ですが。
んで、黒米の影響というのは、この焼酎のからっと香ばしいところなのかな?
なんて、全て想像ですけど…。

この焼酎、飲んでみると「甘くて辛い」んですよね。
何言ってるんだと思われるかもしれませんが、口に含むと濃い甘味が広がる
のですが、その後香ばしい辛さが後を引いていくんですよ。
そして、ロックにすると甘味が濃く出て、お湯割りにすると辛味が濃く出て
きます。どちらもちょっと極端にでてしまいますので、
私の好みとしてはやはり「水割り」ですね。ちょっと味が濃すぎるので、
軽く水で割ったくらいで、冷やさず温めずが美味しいかと思います。

さて、問題は値段が高いこと。3000円超えです。
美味しいのですが、コレを飲み干してしまったら、次の購入はかなり後に
なってしまうんではないでしょうか…。

萬膳庵:飲み比べ

2006-10-23 23:39:13 | 旧「もっちぃーの焼酎ぶろぐ」
前回書きました萬膳庵の飲み比べやってみましたので、
結果を書いときますね。
比較したのは、H18年1月瓶詰め分とH18年8月瓶詰め分です。

さて、結論から言いますと、確かに別物ですね。
というか、私の好みでいうと、古い方(H18年1月)の圧勝でした…。

まず、香り。
質は同じですが、1月の方が少し甘くてやわらかいです。8月の方は黄麹の
青臭さが少し強い。
味。
1月の方がほんのりとやさしく甘い。8月の方はまとまりがなくてばらついた
感じがします。
口当たり。
1月の方が口の中での広がりがスムーズで、舌なじみがよい。そしてやわ
らかく引いていく。8月の方が荒い感じ。
そして、一番気になったのがアフター。
8月の方にはセロリのような青臭さが強く残るのです。たぶんガス臭なんで
しょうけど、比べるとかなりイヤな感じがします…。

とまあ、私のバカ舌で試してみました。
人によって好みや感じ方は違いますから、あくまで参考程度ということで。

今回の結果を酒屋さんに話したら、
「新酒には新酒なりの特徴があって、それを楽しみにしている人もいるの
だから、その人の好みで色々試してみればいいんですよ。」と。
ごもっともです。
やっぱり私には新しいのは合わないようだというのがわかっただけでも、
今回の成果なんでしょうね…。

今回開けた新しい方(8月)はご覧のとおりイマイチの結果だったので、
このまましばらく置いておき、落ちついたころに飲んでみようと思います。
少しずつ間をあけて飲んで行き、変化を楽しんでいくものになればいいかな、
と。

これまで同一銘柄の飲み比べなんてあまりやったことなかったのですが、
やってみると結構違いがでて、おもしろいもんですね。
多分、どちらも単品で飲んだら、それなりに美味しくて気にならないのかも
しれませんが、同時に比べたからこそこのような結果になったのでしょう。
そのうち他の銘柄でもやってみようと思います。

新酒? 萬膳庵

2006-10-22 09:52:05 | 旧「もっちぃーの焼酎ぶろぐ」
数日前、酒屋さんでの会話。

酒「万膳さんところの焼酎は、8月瓶詰め分から新酒みたいですね」
も「え?、新酒って、最近作り始めたばっかりじゃないですか?」
酒「いやいやそうじゃなくて、昨年仕込み分の出荷が最近始まった
 ということで」
も「そうなんですか? でも、万膳さんところって、とっくに新酒に
 代わってると思ってたんですけど…」
酒「えーっと、そう聞いたんですけどね…。じゃあ、飲んでみられ
 ますか? 感想聞かせてくださいよ」
も「じゃあ、いただいて帰ります。今、家に萬膳庵開いてるから、それと
 飲み比べてみますよ」

ということで、購入したのが写真の萬膳庵。今年の8月23日の日付に
なっています。
それと、今、家で開いている萬膳庵は今年の1月瓶詰め分ですから、
酒屋さんの言われるとおりだと製造年度が違うということになりますね。
「比較してみます」と安請け合いしたのはいいんですが、トンチンカンな
感想言ったら酒屋さんに笑われそう…。
結果は次回載せます。

ちなみに、萬膳庵を買って家に帰ったら、ヨメに
「今月はもう買わないって言ったんじゃなかったっけ?(怒。」
とイヤミを一言。
「いや~、話のなりゆき上、飲み比べしなきゃいけないから…」
といっても聞いてはくれないですね(泣。

2006年秋季全国酒類コンクール

2006-10-21 10:00:55 | 旧「もっちぃーの焼酎ぶろぐ」
以下、新聞の転載です。

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萬世酒造(南さつま)「松鳴館」本格焼酎総合1位
秋季全国酒類コンクール

 萬世酒造(南さつま市、西一郎社長)の芋焼酎「松鳴館(しょうめいかん)」が、「2006年秋季全国酒類コンクール」の本格焼酎総合と芋焼酎部門で1位に輝いた。
 同コンクールは大学の醸造研究者、酒類専門のマスコミ関係者、酒類メーカー研究者など酒類の有識者の有志が「日本のいい酒を世界にPRしよう」と結成した全日本国際酒類振興会の主催。民間の酒類コンクールでは全国最大規模で日本酒、本格焼酎、泡盛、ビールの4部門で専門家が審査する。
 同振興会によると、本格焼酎は米、麦、芋、黒糖その他の4部門で計65点出品。松鳴館は「非常にいいイモを使い、芋焼酎が本来持つ自然の香味を残しつつ、しっかりとしたつくりで風格も備えている」として、出品された全本格焼酎で1位の評価を受けた。
 松鳴館は、4月に本格開業した同名の新工場の限定販売品。南薩のサツマイモを使い、かめつぼ仕込み、木樽(だる)蒸留の手作りで製造している。
(ソースは→コチラ

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私、この蔵、この焼酎について、ほとんどなじみがないんですが、
飲まれた方っていらっしゃいますか?
やっぱり賞をとったと聞くと、少し試してみたい気もしますね。

ただ、焼酎全体(芋以外も含め)で出品数65点ということなので、
ある程度限られた数の中での賞ということなのかな?

ちなみに「2006年春季」の一位はコチラだったようです。

ちょっと自慢

2006-10-20 11:32:18 | 旧「もっちぃーの焼酎ぶろぐ」
とうとう、体重が60㎏を切りました!
昨日体重計に乗ったら59.8㎏だったのですよ。
五十キロ台の数字を見るのは、高校時代以来でしょうか?
ちなみにこれまでの最高体重は73㎏でした。

って、お前ってダイエットしてたのか、と言われそうですが、
ダイエットが目的ではなく、頻繁に運動するように心がけていた
結果として、体重が落ちたところです。
メインはウォーキングです。
ちょっとした距離ならほとんど歩いてますよ。

ちなみに身長は173㎝、体脂肪は14%くらいです。
三十代のオヤジにしては立派でしょ?

これで焼酎飲む量が減ればもっと体重も落ちるんでしょうが、
それだけはムリな相談ですね。


日南娘(20度)

2006-10-15 09:39:35 | 旧「もっちぃーの焼酎ぶろぐ」
最近、日南娘の黄麹、黒麹とご紹介しましたので、
ついでに?白麹も載せておきます。
といっても、25度じゃなくて20度のほうです。

この20度、宮崎県以外の酒屋さんで置いてある話を聞いたことが
ないので、宮崎限定ということなんでしょうね。

面白いのがラベルの文字。
普通の25度には「本格焼酎」と書いてあるのに、
20度のラベルには「日南名産」と書いてあり、冠の部分には「日南焼酎」
とあります。
これって完全に県内向けを意識しているんでしょうね。
県外向けなら「宮崎名産」とかになるでしょうから。

味の方なんですが、普通の25度の日南娘を飲まれた方なら分かるように、
もともとやさしい味わいの焼酎なので、
20度はさらにやわらかいです。直燗にしても飲めます。
25度も生で飲めるやわらかさなので、さらにやわらかい20度は
私にとってはちょっと物足りないです。
ということで、私は日ごろは20度ではなくて25度を買ってます。
家にあるのは以前に買ったこの1本だけですね。

なお、宮崎の20度の焼酎って、とにかく安いんですよね。
この20度も1700円くらいだったと思います。25度って2300円くらいでし
たっけ? それに比べても割安ではありますね。

サシバの渡り

2006-10-11 23:09:21 | 旧「もっちぃーの焼酎ぶろぐ」
焼酎以外のネタを少し。

10月10日といえば何を思い出しますか?
ちょっと前までは体育の日として祝日でしたが、最近では「晴れの確率が
高い日」としても有名ですね。
んで、私にとっては「サシバの日」なんですね。

みなさん、サシバって知ってますか?

鷹や鷲などの猛禽類の仲間で、春に南の方から日本にやってきて、
秋にまた南へと帰っていく渡り鳥です。
秋に南へ帰っていく際に、ちょうど南九州を通るのが10月10日ごろを
ピークとした2、3週間くらいのあいだになります。
日本全国にちらばっていたサシバが南を目指して飛んでいくにあたり、
ちょうど集まって観察しやすくなるのが南九州。
特に宮崎県都城市の金御岳という山の周辺は、サシバが休んだり、目印にして
飛んだりする場所にあたるらしく、絶好の観測地になります。
その後、佐多岬を経て、南西諸島の島々で休息をとりながら、中国南部や
東南アジア方面へ帰っていくのだそうです。
分かりやすいホームページがあったのでリンク貼っておきます

この金御岳までは私の実家から遠くはなかったので、10月10日の休日は
サシバを見に行く日ということで、私の中ではイメージができています。
この日の前後には、金御岳には野鳥の会の人たちがたくさん集まって
遥か南方へと飛んでいくサシバを温かく見守っています。
別に私は鳥全般に詳しい訳ではないのですが、なぜかサシバだけは
思い入れがあって、わざわざ見送りに行きたい気持ちになります。

さて、今年は私は金御岳に行く時間がなくて残念だったのですが、
昨日街中で空を見上げたとき、偶然にも南に渡るサシバを見つけることが
できました。
「今年も会えたな~」って感じがして、うれしかったです。
数千キロの旅を無事終えるよう、お祈りしています。

日南娘(黒麹)

2006-10-09 22:53:21 | 旧「もっちぃーの焼酎ぶろぐ」
前回、「日南娘(黄麹)」を書きましたので、
その続きといいますか、本日は「日南娘(黒麹)」です。
ひと月ほど前に購入しました。

これは昨年初めて出された銘柄で、数も少なかったことから
かなりプレミアもついてしまった逸品です。
昨年は、私は買える機会があったのにもかかわらず、通常の
白麹の日南娘が好きだから別にいいか、ってな感じでスルーして
しまっていたのですが、
結構味の方の評判もよかったようなので、二年目となる今年は
逃さず購入しました。

今年も出荷量がだいぶ少ないらしく、シリアルナンバーが
「○○○/866」となっていますから、866本だけだったものと
思われます。1000本を切ると、さすがに少ない感じがしますね。

値段も結構高くて、3000円超えです。
普通の日南娘と麹違いなだけならそこまで高くなくても、と思いますが、
「契約農家 有機栽培芋100%」とありますから、その辺が違うのかな
とも思います。

ところで、この黒麹は今後も造り続けるのでしょうかね?
それによって、開栓する勇気がちょっと変わってくるんですけど…。

日南娘(黄麹)

2006-10-06 18:12:26 | 旧「もっちぃーの焼酎ぶろぐ」
他の方のブログ等で何件も紹介されてしまった後なので、今更に
なってしまいましたが、日南娘の黄麹です。

だいぶ前になりましたが、私も醤油とのセットで購入しました。
いや~、それにしてもやっぱり高かった…。
ホントに迷いました、購入するのを。

宮田本店さんの醤油は丁寧に造られていて美味しいのは分かって
いたのですが、やっぱり私の欲しいのは焼酎なわけで、
セットでしか購入できないのはちょっと厳しかったです。

そもそもこの焼酎は「醤油とのセットでしか販売しない」という噂?
を聞いていたので、これでしか買えないと思っていたのですが、
ネット上での情報を見ると、店によっては焼酎単品での販売が
あったようですね。私も焼酎だけでよかったのに…。
おまけに焼酎の値段と醤油の値段を足したよりもセットの方が高いので、
箱代が結構してるみたいですね。

まあ、それでも買ってしまう方の負けなんでしょうが…。

と、醤油の愚痴を言っていたところ、とある方から「湯葉」を
いただきまして、刺身としていただく際に醤油を開けました。
濃い味の醤油と、それに負けない風味を持った湯葉ということで、
美味しくいただくことができました。
残念ながら合わせる焼酎は日南娘の黄麹にはしませんでしたが…。
今我が家では黄麹の焼酎が5本も開いているので、もう少ししてから
日南娘の黄麹を開けようと思います。

ジョイホワイトの焼酎

2006-10-04 10:03:22 | 旧「もっちぃーの焼酎ぶろぐ」
前回、ジョイホワイト芋の「がんこ焼酎屋」を紹介したので、
ジョイホワイト芋の焼酎全体について…。

ジョイホワイト芋は、宮崎県都城市の農業試験場で開発された
比較的新しい品種の芋です。
本物の芋を見たことがあるのですが、皮も中身も真っ白!
名前のとおり、本当に透き通るようなきれいな白い色をしていますね。
焼酎造りに適した芋として開発されたということですが、
食べてみても美味しくないらしい。
焼酎造りに適しているということは、でんぷんが豊富だということ
になりますから、甘くて美味しくなりそうなものですが、
なぜ美味しくないのかな??? 機会があれば食べてみたい…。

さて、このジョイホワイトを使って造られた焼酎は、どれもフレッシュ
でフルーティーな味わいになるようです。
とりあえず思いつくものをあげておきます。

「ひとり歩き」
「山ねこ」
「がんこ焼酎屋」
「夢鏡」
「海王」

あれ、こんなもんでしたっけ?
他に思いつかないんですが、ご存知の方いましたらお願いします…。

私の好みは「山ねこ」「ひとり歩き」が2トップです。
「山ねこ」は、甘酸っぱくてホントにフルーティーなのに、まろやかで
深みもあるという、他にない個性ですね。
「ひとり歩き」はより濃くて若干スパイシーな感じがありますが、
ベースはやはりジョイホワイトならではの甘酸っぱさがあります。

そういえば霧島酒造が限定品としてジョイホワイトの古酒を
出すようですね。数件の酒屋で予約受付をしているのを見ました。
が、一万円くらいするみたいです。高すぎるので私はスルーです…。