もっちぃーの宮崎暮らし

宮崎在住の私が、焼酎を飲みながら気ままにやってます(旧「もっちぃーの焼酎ぶろぐ」をリニューアル)。

萬膳庵、その後

2007-03-30 23:39:49 | 旧「もっちぃーの焼酎ぶろぐ」
昨日の記事のつづき。

昨日載せた萬膳庵の写真ですが、左の2本は空き瓶です。
最近飲み終わったものでした。
H16年4月とH18年1月の瓶詰め日付です。
どちらもすばらしい出来で、おいしくいただきました。
どちらかといえば、H18年1月の方が好きでしたが。

んで、右から二番目の少ししか飲んでいないモノが、しばらく前に
飲み比べをしたものです。私の評価が低かった方ですね…。
これは、美味しいかと言えば十分にすばらしいのですが、
以前のみ比べした時に書いたように、少し青臭い香りが気になる。

しばらく置いておけば落ち着くかな?と思っていましたが、
最近試してみてもあまり印象は変わりませんでした。
この年の味はこういう趣だということなんでしょうかね~。

この青臭さ、気になりだすとちょっとやな感じで…。
そして、今回買ったのも同じだったら残念だな…。

ということで、この2本に関しては、このまましばらく寝てもらおう
かと思ってます。飲みたくなったら他の古いのを開けることにして。


あと、おまけですが、本日の写真はウチの子です。
このブログで誕生を報告してから、早、1年4ヶ月たちました。
動きが速いので、なかなかカメラに収まってくれませんね。

「萬膳庵」購入

2007-03-29 23:49:26 | 旧「もっちぃーの焼酎ぶろぐ」
今年の出荷が始まった「萬膳庵」を先日購入しました。
瓶詰め日付は19年の2月14日になってます。(写真の一番右)

ところで、この日付の萬膳庵は、実のところいつの仕込み分なの
でしょうか? 最近or1年前?
最近よくわからなくなってしまったのですよね…。
(参考の過去の記事はコチラコチラ。)

今回はめずらしく焼酎嫌いのヨメと一緒に酒屋に寄ったのですが(たま
たま近くに行ったので)、ホントに買う気がなくて眺めるだけのつもり
だったのに、焼酎屋さんに「庵入ってるけど持っていきます?」と聞いて
もいないのに声をかけられてしまいまして…。
「はいはい、要ります!」と元気に返事をしたものの、ヨメには「眺める
だけじゃなかったの?」とイヤミを言われ、恥ずかしいことに焼酎屋の
中で小競り合い…。

結局買ったんですけどね。

いつでも手に入る銘柄じゃないんだから、もう少し理解してほしいと
思うのは、のんべえのわがままでしょうか…。

選挙に行こう!

2007-03-24 23:24:54 | 旧「もっちぃーの焼酎ぶろぐ」
焼酎以外のネタです(ちなみに、酔っ払いです)。


タレント向井亜紀さんの代理出産問題で、最高裁の判断は「実子と
は認めず」ということでしたね。
心情的には勝たせてやりたかったところですが、法律的には、残念なが
ら妥当な結果ということなのかもしれません。

似たような問題で、再婚後300日以内に生まれた子供の戸籍の問題と
いうのもありますね。これも、心情的には役所の措置は受け入れ難い
ですが、現在の法律ではダメだということで。

これらの問題について、ネット上での意見を見ていると、
「受け付けてやらない行政機関はひどい」とか
「敗訴にした裁判所はひどい」といった意見が多いように思います。

しかしながら、行政機関は法律に従って仕事をしていますし、
裁判所は法律に従って判断をしていますから、これは仕方ないですよね。
これに反したら役人や裁判官は首が飛んでしまいますから。

ということで、法律がおかしいなら法律を変えるべきです。

法律や条例を変えるのは議会の仕事。

議会で働くのは議員さん。

議員さんを選ぶのは私たち。

だから、ちゃんとした法律や条令を作ってくれる議員さんを、私たちが
しっかり選ばないといけないんですよね。私たちの責任。
(何をわかりきったことを、と言われるかもしれませんが、行政機関や
裁判所を責めている人たちの中には、自分のできることをわかってなさ
そうな人が多いですから…。)

現在のさまざまな問題をみてみると、法律の不備により苦しんでいる
人が多いように思います。その度に役所や裁判所が叩かれてますが、
一番叩かれるべきは議員さんたちだと思います。

大勢でくだらないこと議論してるくらいなら(他の議員のあげあし取りとか)、
弱者を助ける議員立法案をどんどん出してもらいたいものです。
特に地方の県議や市町村議員は「名誉職」みたいな感じで、積極的に
条例を作っていくような姿勢は見られないですよね。

という訳で、皆さん、統一地方選挙に行って、ちゃんとした人を選んでき
ましょうね。(国会議員ではないので、法律改正には直結しませんけど…。)

先日、宮崎県知事選挙のネタを書きましたが、「宮崎のセールスマンに
なる」という東国原知事を信じて1票を投じたところ、予想を上回るセールス
ぶりを発揮していて、うれしい限りです。
鳥インフルエンザ問題についても、かえって鶏肉の売り上げが増えたらし
いですし…。(今後の東国原知事の舵取りは未知数ですが、今のところは
イイと思います。県民やってて楽しいですし…。)

めずらしく、選挙に行ってよかったと思いましたから、私も今後はちゃんと
行こうと思っています。

「蔵」のつく焼酎

2007-03-23 23:20:51 | 旧「もっちぃーの焼酎ぶろぐ」
一つ前の記事でいただいたコメントのリクエストにお答えして、
とりあえず「蔵」のつく名前の焼酎を書きだしてみたいと思います。

 1.一人蔵
 2.石蔵
 3.龍神蔵
 4.石の蔵から
 5.貴匠蔵
 6.金山蔵
 7.黄麹蔵
 8.小さな蔵
 9.蔵の神
 10.蔵の師魂
 11.蔵の影法師
 12.蔵純粋
 13.時代蔵
 14.誉蔵
 15.蔵番長
 16.悟空の眠蔵
 17.千刻蔵の隠し玉

うーん、もう出てこないかな…。とりあえず今日のところはこれで
いっぱいでしょうかね。
多分もっとたくさんあると思いますので、突っ込みよろしくです。
あ、自分でも再度調べなおしてリストを完成させようと思います。

無理して思い出したけど、多分ネットで検索すればたくさん出てきま
すね。こういうのを無駄骨というんでしょうか…。

「くら」という言葉で必死に考えていたら、番外編がいくつか出てきた
ので書いておきます。

 ○ 田倉 (今回は「蔵」ということでやりましたから)
 ○ くらら ( コレはもともと岩倉さんの「倉」なのかな?)
 ○ 神座 (読み方だけ「くら」がつくので)
 ○ 山小屋の蔵 萬膳 (正式名称は全部なのか、萬膳だけなのか…)

あと、すごい有名なのを忘れてました…。
 
 ○ 森伊蔵

「蔵」は「ゾウ」とも読みますから、こっちで思い出していったら
もう少し出てくるのかな?
上の一覧を思い出すだけでかなりの時間をくってしまい、疲れてしまい
ましたので、また今度調べて書き足したいと思います。
では…(疲れた…)。

「桜」の焼酎

2007-03-22 00:27:06 | 旧「もっちぃーの焼酎ぶろぐ」
そろそろ桜の声が聞こえてくるということで、焼酎の名前に
「桜」がつくのを思い出してみました。
(落ちがあったら突っ込みお願いします。)

 1. 櫻井
 2. 桜島
 3. 大和桜
 4. さつま寿・桜
 5. 八重桜
 6. 天狗櫻
 7. 桜門
 8. 櫻泉
 9. 吉酎・桜
 10. 同期の桜
 11. 都桜
 12. 桜の微笑み 啓子 花舞

「櫻井」は蔵元の名前ですし「桜島」は地名ですから、ちょっと
反則でしょうか(w。
あえて蔵元の名前は書きませんでしたが、みなさんわかります?

思ったよりたくさんありましたね、さすが「花見て一杯」です。
以前に「露」がつく焼酎の一覧をやりましたが、それに迫るくらい
の数があるようです。

みなさんもせっかくのお花見、「桜」の焼酎を持っていかれては
いかがでしょうか?

絶対味覚→相対評価

2007-03-15 07:18:34 | 旧「もっちぃーの焼酎ぶろぐ」
ちょっとばかし、ウンチクにおつきあいを(ちょっと酔っ払い…)。

私は、はっきり言って、自分の舌に自身がないです…。

前にも書いたのですが、嫁がイジワルでブラインド・テイストをさせる
のに対しても、いつも間違ってばかりで…。

そんなヤツがえらそうにブログなんか書くなよ、と言われそうですが、
とりあえず私は味覚音痴を補うべく、いつもやっていることがあります。
それは、焼酎を評価するときには、絶対に複数の銘柄を飲むようにして
いるということです。

当たり前のことですが、人間はその日の体調や一緒に食べているもの
によって、味覚がかなり変化しますよね。
甘いものを食べた後に焼酎を飲んでも、全然甘くないですし…。

もし、どんな状況下でも微妙な味わいや銘柄を言い当てることが出来る
人がいれば、その方は「絶対味覚」の持ち主ということになりますね。
以前にテレビ番組にて、ソムリエの田崎真也さんが、塩分濃度の違いで
海の水を飲み当てるのを見たことがあるのですが、こういう人が本物の
テイスターなんだと、しみじみ感じました。

んで、私はというと、もちろんそんなことは出来ませんから、
複数の焼酎を飲むことによって、「コッチよりソッチが少し甘い」とか
いう感じで、比較するようにしているんです。
私のバカ舌でも、どっちが甘いか、くらいならわかりますから(汗…。
相対的に味を判断しているので、相対評価ということで。

ちなみに、前回、前々回に書いた「月の中」と「くらら」で言えば、
甘み、コクはくららの方が上で、その分少し癖があり、逆に月の中の方が
すっきりキレイな感じがするのくらいは分かります。

ただし、もっとすっきりした焼酎を飲んだ後に月の中を飲んだら、
「濃い目でコクがある…」なんて言っちゃうのは目に見えてますが(恥…。

よく、一銘柄だけ試飲してみて、あーだこーだ言える人がいますが、
それってものすごく味覚の優れている人か、いい加減な人かのどっちか
なんでしょうね~。
私は全然自信ないので、とりあえず明らかに変な味でもない限り、
「美味しいですね」なんて言って笑ってるタイプなんですけど(恥恥恥…。


さてさて、この相対評価をするにあたってなんですが、自分の中で
「基準銘柄」を決めておくと便利です。

基準となるのはどんな銘柄でもよいのですが、「それより少し甘い」とか
「それより少し淡い」とかいう感じでいけば評価しやすくなりますよね。
そしてそれを広げていくことによって、各銘柄がどの辺の位置づけになる
のかが見えてきて、結果として絶対評価に近い一覧表が頭の中に出来あが
るのではないかと思っています。

と、かっこいいことを書いたのはいいのですが、いまだに私の頭の中には
絶対味覚の一覧表が全然できあがっていないのです…。
こんな不安定な感覚で、理屈どおり行くわけありませんしね~。
それでも今日もまた、自分のバカ舌を信頼しつつ、けなしつつ、あーだこーだ
言いながら飲んでいるのであります。
その、ぶつぶつ独り言を言っている過程こそが楽しみだったりするんです
けどね…。

(昨日の夜に書いたのですが、アップする前に寝てしまったので、朝一番
にてアップとなりました。朝から飲んでる訳ではありませんので…。)

「くらら」も開けました

2007-03-12 12:47:49 | 旧「もっちぃーの焼酎ぶろぐ」
先日、月の中を開けたので、せっかくだからついでに同蔵の
「くらら」も開けました。
これも我が家に来てから3年くらい経ったものですね。

あまり手に入らない焼酎については、新しいのを買って来たら古いの
を開けるようにしてるんですが、さすがに最近これも手に入らないので、
しょうがないから小瓶の最後の1本を開けることにしました。
あとは、我が家には一升瓶が1本残るのみ…。

「くらら」の人気は「月の中」より遅れてやってきたので、月の中より
遅くまで焼酎屋の棚に並んでいましたね。
月の中が手に入りにくくなってから、じゃあちょっと値段が高いけど
こっちにしようと思った頃には、またこれも棚から消えていた…。

最近では、製造量が月の中より全然少ないので、かえって入手困難
になってしまっているようですね。
本当に残念です。

「くらら」は月の中とは酵母違いということで、雰囲気は似てるんですが、
少しコクがあり、風味も少し癖があります。
その少しの違いで、「月の中」はお湯割り向き、「くらら」はロック向きと
表情を変えるところか、またおもしろいですね。

月の中とともに、久しぶりなので大事に飲もう、なんて言うだけで、
あっという間になくなるのは必至…。

月の中(瓶寝かせ?)

2007-03-09 23:03:38 | 旧「もっちぃーの焼酎ぶろぐ」
先日、友人が来たときに開けました。
「月の中」の小瓶です。

だいぶ久しぶりの開詮になりますね、岩倉さんの焼酎は。
すごく好きなんですけど、ねえ…、中々最近は入手できなくて…。

初めて飲んだとき、「おお、これは普通に旨いから、定期的に購入する
銘柄にしよう」なんて思ったのもつかの間、その後あっという間にブームが
来て、焼酎屋さんの棚から消えてしまいました…。
5、6年くらい前だったでしょうか…。

写真の小瓶は、3年位前のものを倉庫で寝かせておいたのですが、かなり
味が変わっているように感じます。
うまく表現できないのですが、気品ある味わいとでもいいましょうか、
洗練された上品な感じです。

もともと月の中に対するわたしの感想としては、ちょっと軽めのドライな
イメージたったのですが、今回開けたものは、それよりも落ち着いていて
少しコクが増したような印象があります。

私は月の中の「亀」など壷入りのものを飲んだことがないのですが、
月の中とは違った味わいがあるとよく聞きます。
瓶で寝かした月の中でも深みが増していますから、壷入りはもっと違った
変化をするのでしょうか?
今回、古い月の中を開けて、断然興味が湧いてきました。

が、いかんせん、入手できるかどうか…。
あったとしても値段高いですしね…。
ハードル高いな~。

大和桜

2007-03-05 22:35:04 | 旧「もっちぃーの焼酎ぶろぐ」
最近開けました、「大和桜」です。

手造り、甕仕込みという丁寧な造りをしている割には、比較的購入
しやすいので、うれしい銘柄です。
最近は「紅芋」「ヒカリ」が加わり3種類になり、それぞれ25度と
35度があるので、酒屋には計6種類が並んでいて、壮観な感じ。

大和桜酒造さんは、鹿児島でも極小の蔵元の一つですよね(最小かな?)。
200石もないくらいの製造量だと思います。
そして丁寧な造り。
その割にはプレ値にもなったりせず購入しやすい。
以前、酒屋さんに、何でブームに乗ってブレイクしなかったのだろう
と問うてみたら、「蔵が小さすぎてみんな知らなかったんじゃないの?」
なんて言ってました。(んな、バカな…w)

味の方はといいますと、洗練された感じというよりは、田舎臭い素朴
な雰囲気です。ちょっと濃い目で、麹臭さもありますから、初心者向け
にはあまりオススメできないかもしれません。
しかし、これは飲みなれてくると、なんともいえない風味に感じられ
てくるんですよね。

思うに、大和桜がレア化しなかったのも、このクセある味わいだった
ためなんだろうな、と。
それはそれで、好きな人にとってはうれしいことなんですけどね。

「佐藤」の裁判:その2

2007-03-02 17:24:30 | 旧「もっちぃーの焼酎ぶろぐ」
先日、「佐藤」の裁判に関する記事を書いていましたが、
その後熱心なコメントをいただきました。
それに対して私もコメントを書いたのですが、せっかくなので
新規の記事としてあげておきますね。

これはあくまでも私の個人的な意見を書きました。
何が正解か?なんていうのもないと思いますので、ご意見ならともかく
苦情等に関してはご勘弁いただきたいと思います。

では、以下、私のコメントです。


そもそも、焼酎があまり売れていなかったころ、酒屋さんは
一生懸命焼酎を売り込んでいました、蔵元のがんばりを紹介したり
しながら。蔵元もその働きには感謝していたはずです。
その一環として、付加価値をつけるため、酒屋さんの提案で材料や
造りやラベルなどにこだわったBP焼酎が生まれてきたんですよね。
その協力代価として酒屋が若干の取り分をもらうというのが一般的
ではないのかと思います(ケースバイケースですが。)
ところがその後、空前の焼酎ブームがおこってしまったため、
蔵元と酒屋の立場が大逆転してしまったのですね。
有名銘柄を取り扱いたい酒屋は、蔵元に頭を下げて卸してくれと
頼むようになったのが、現在の状況だと思います。
こうなると、蔵元としては、PB銘柄についても広く全国展開したい
ところ、気づくとPBの契約が足かせになってしまっていて…。
というか、そもそもこれほどのブームになるとも思っていなかった
ので、PB契約の内容が現実に追いついていないというのが実情
なのではないかと思います。
今回の裁判でも、蔵元は、広く全国に売れたのは自分のところの
努力だと思っているようですし、一九会側は、そもそも自分たちが
PB銘柄の開発に協力したからこそ現在の発展があると思っている
ようですよね。
私が思うに、実のところこれは両方ともハズレていて、PB銘柄が
売れたのは、焼酎ブームに乗ることができたから、コレに尽きる
と思うのです。
今回の判決では、PB契約が決裂して後の販路の拡大に関しては
蔵元の努力だとして判断しているようですが、原告としては
そもそもブームに乗れるような銘柄の開発に自分たちが尽力したから
その後の発展につながっている、といいたいところだと思います。
つまり、今回の裁判に関しては、契約の内容もさることながら、
ブームに乗ることができたという不確定要素をどのように判断する
のかという難しい面を含んでいると思うのです。


以上です。
まあ、何はともあれ、造る方と売る方、仲良くやってほしいものです。