goo極楽トンボの人生行路

勝手気ままに、独断と偏見の瞑想空間ほ

老境

2015-06-05 07:35:40 | 日記
この歳になると周囲の人たちがだんだんと旅立つので、何かと心悲しい。

昨日 兄が入院しているので、見舞いに行ってきたがベッドで横になり抗がん剤の点滴をしている姿を見ていると、老い行く旅のわびしさを思い知らされる。

毎年数人お見送りをするが、終期のその時を待つ顔は若かりし猛々しさ 心ゆかたな佇まい等の面影がなくなり、皆同じような表情になる。

何時も感じるのだが、 病院でなす術もなく 横たわってその時を待つのでは無く、私はあの世まで脚で立った姿で逝きたく思う。

色んな治療を受けていると身体的なケアは良かろうが、精神的なものを感じることは少なく感じるのだが、それは私だけだろうか?

この歳になると1日 1日が大切な時間に感じる。