十和田湖の自然  ~ゆらゆら日誌~

ゆらゆらと十和田湖をめぐりながら、自然のうつり変わりを紹介していきます。

西岸の子供たち

2007-06-02 13:13:28 | 風景
6月も好天が続いています。今回は、人間を撮ろうと思い立ち、またいつもの子供達を撮影しにいきました。小学生6人、中学生5人の小規模校。でもみんな元気です。
今日は、土曜日。とはいえ、部活の陸上で走り込んでいました。200mのグラウンド「はい!1回目1分53秒」。あまり整備されていないグラウンド。中央には、「たんぽぽ」が咲いて、エゾハルゼミやウグイスの鳴き声が聞こえます。「何てのどかな光景!」子ども達が走っている後には、十和田湖の外輪山を抱えています。純朴な子供達は、静かに飾らず、しかし、闘志を持って走り続けていました。なにやら熱くて温かいものを感じました。

もう出てきました!

2007-06-02 09:00:12 | 動物
おととい(5月31日)に財団職員Yが休憩所裏から見つけました。ミヤマクワガタの♀です。ミヤマクワガタは十和田湖で一番よく見られるクワガタムシで、いたからといって別に騒ぐようなものでもないのですが、今回はちょっとした話題になりました。あまりにも早すぎるのです。去年の僕の記録・写真を見返してみるとミヤマクワガタの初見日は、♂が1頭生出キャンプ場にいた6月19日でした。年ごとに微妙に季節のズレがあるとはいえ、やっぱり今回のは早すぎる感があります。「成虫越冬説」も飛び出しましたが、体色が赤みがかっていて大きさもミヤマクワガタにしては小さいという特徴があり、やっぱり早く出すぎた新成虫だろうということで、残念ながら(?)新知見にはならなさそうです。
しかし、これも「温暖化」の影響でしょうか?このままいくと、まだ八重桜が咲いてるうちにカブトムシ・クワガタムシ(しかも小型化したもの)採りをするということも・・・?まあそれは極端ですが・・・やっぱり心配です。