the other side of SmokyGitanesCafe
それとは無関係に・・・。
 





GITANES吸い放題がいい。
それとは無関係に・・・。

理想のカフェは川のほとりにあり、
早朝から開いている。
珍しく早起きしてしまった場合も
問い合わせ電話するまでもなく営業している。

自宅から歩いて行ける。
それほど近すぎることもないが、歩くのに
草臥れるほどの距離もない。

そのカフェは一日中利用客が絶えないが
空いている。
満席になったのを見たことがない。
そのため店内でも落ち着いて本を読みながら
コーヒーを飲めるのだが、天気のいい日は
テラスの席に陣取って、飽きるまで座っていられる。

食べ物の種類はあまり多くないがドリンクは
そこそこ豊富である。
そして食べ物の値段は結構高いが、ドリンク
の価格はこのあたりの相場程度である。
この店オリジナルのブレンドのコーヒーは
深煎りで、飲み始めではほぼ酸味がない。
紅茶はそれほど飲まないし詳しくないので
どうなっているかわからない。

店主は自分から積極的には話さない性格
のようで、たまに客との会話が漏れ聞こえて
くることもあるが、それも長くは続かない。
従業員の女性は非常にきちんとしていて
ニコニコしているが、彼女も客とそれほど
会話をする方ではないようだ。
絶世の美女という訳でもない。雰囲気のいい
女性である。
常連と見受けられる客が数人いて、自分も
そのうちの人なのだろうが、それほど毎回
会う客もいない。
そして常連同士の会話もほぼない。
この上なく軽い会釈を互いに交わす程度である。


店内のBGMは、あまり聴いたことがない曲が
遠くの方で鳴っている というような塩梅である。
だから聴き入ることもなく邪魔にもならない。

全体的に、何かに凝ったような作りでもなく
目立ったオブジェもない。植栽は多いが
邪魔にならない程度である。

ここまで書いていて初めて気づいたが
この店のすべては、どれも「邪魔にならない」
というコンセプト下にあるような気がする。
そして、「ちょうどいい」という言葉にも
集約される。

だがコーヒーの味は丁度いいどころではなくて
とても美味い。

」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」

というのが理想のカフェなんだけど
すぐつぶれるだろうなあ。



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