the other side of SmokyGitanesCafe
それとは無関係に・・・。
 



GITANESにまつわる夏の思い出はないぞ。
それとは無関係に・・・。

雑誌Aの出版局長Oと話をしていた。
彼のお嬢さんたちはこの夏も様々な経験を積み、かなり充実した
生活、充実した夏を送っているらしい。
多分ずっと記憶に残る素晴らしい夏になるに違いない。
それと比べて我々は、記憶に残るような夏はあったか?
とお互い思い起こそうとしたが、二人ともそんなものは
何もなかったという結論に達した。

もちろん、何もなかったと言っても「何事もない日常」は
あった訳で、それが特筆すべき何ものかに彩られていない
だけである。

小学生のころ
なぜか真面目に通ったラジオ体操をおぼえている。
夏休み中はずっと学校のプールに通ったのも覚えている。
炎天下の少年野球は辛かったし、まだ「水を飲んだら
かえってバテるから我慢すべし」という時代だったので
ひたすら苦痛だったことも覚えている。

高校生のころの、真夏の引っ越しも覚えている。
非常階段でずっと喋っていて熱中症(あのころは日射病)
になりかけたことも覚えている。

20歳のころ、非常に親密だった女子と祇園祭見物に
行ったことも覚えているし、そのすぐ後にまた彼女と
天神祭の花火を見に行ったことも覚えている。

ひまわりが咲き誇っている時期にオヤジが亡くなったのも
覚えている。
こうなると、大人になってからのことはそれほど記憶に
残っておらず、子供の頃の夏の情景の方が覚えている。

ということは、大人になる前の夏というのは
とても大切だ ということだろう。
若い衆、今この夏が大切なのだ。心して日常を送れ。
そして隙あらば全力で楽しんでいただきたい。
ただし盗んだバイクで走り出すようなマネはクソダサいから
注意するように。





コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )


« 第2617話... 「仕様変更」... »
 
コメント
 
コメントはありません。
コメントを投稿する
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。