the other side of SmokyGitanesCafe
それとは無関係に・・・。
 





GITANESを受付で一箱渡せば、「あ、あいつだ」と
わかってもらえないだろうか。
それとは無関係に・・・。


葬儀に参列する場合、避けて通れないのが受付での
やり取りである。
何時からというのがはっきり決まっているのだから
その開始時間に合わせて参列する人が圧倒的に多い。
必然的に受付は混雑する。
行列では当然のことだが場所柄、静かにおとなしく
並ぶことになる。

やっと自分の順番が回ってきて、厄介なのが
「記帳」作業である。

後続の人を待たせるのも、こんなところで字を書かされるのも
あまり快適なことではないので、なるべくなら書きたくない。
だから受付の人に名刺を渡すようにしている。


ところが受付に座る人によって(強烈に勘の悪いヤツ、あるいは
まったく気が利かないか色んなことを知らない人物)は
差し出した名刺は「ありがとうございます」と受け取りながら
その上で「それではこちらにご記帳ください」
なんて言うのも存在するのだ(※昨日のお参りの話ではないです、
関係者の諸君)。

では何のための名刺なのか。
名刺渡しが趣味なのではない。

「今名刺をお渡ししましたので、それでもうわかりますよね?」
と小声でかつ(場所柄もあるから)丁重に伝えてやっと
「あ、そうですね。」
なんてこともあるのだ。その経験も一度や二度ではない。



さて、誰かと一緒に参列する場合。
なるべく待たないように、簡略に済ませられるようにと
用意周到に名刺を用意して受付で渡す。
幸いにも受付担当者が普通の方で、すんなり「頂戴します」と
受け取ってくれた。
よかった、第一関門はすんなり終わった

と思ったら、同行者は名刺を用意しておらず
記帳させられている。
結果的に名刺を用意していた私もそれを待つハメになる。




名刺を忘れたか、名刺の意味がまったくわからない人が受付に
座っていたか、あるいはきまぐれで「今日は記帳してみよう」
と思ってしまった場合。

ほぼ間違いなく、記帳させられる受付の机が低すぎる。
腰をほぼ直角に曲げて書かなければならない。
知人のIさんやKさんなど高身長のあまり、腰が鋭角に
曲がっている。気の毒に、岩場に打ち上げられた海老の死骸の
ようである。

で、用意されている筆記具もよろしくない。
大抵の場合、軽い軽いチープなプラスチックのボールペンだ。
軽い。

高価な筆記具なら達筆になるのか と問われたら
それは違うのだが、適度な重さがないペンでは本当に文字が
書きにくいのだ。
書きにくいペンを手に持ち、腰を直角に曲げて書かなければ
ならないという、この苦行。

そしてこんな環境ではいつにも増してロクな文字が書けないのに
あとで集計担当者が
「あらら、自分の住所名前を書くのに、なんと情けない文字で
あることよ」なんて嘆息交じりに苦笑いされるのである。

だからみんな益々文字を書くことが嫌いになる。


ここはやはり受付に

●高さがいろいろな机を用意しておく。

●ボールペンなら何種類も用意しておくこと。
 ウォーターマンがいいです、個人的に。

●筆、墨、硯も忘れずに。

●椅子もいるかも知れない。場合によっては畳も。

●いっそのこと、パソコンで入力させればいいではないか。
 集計もラクだし、悪筆も達筆もなくなる。



お財布ケータイみたいな「ご記帳ケータイ」のシステムが
出現するのは何年先になるのだろうか。











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