GITANESは灰になっても臭い。
それとは無関係に・・・。
義母の納骨式。
昨年七回忌だったので、もう亡くなってから7年経つ訳だ。
仏壇に置かれた遺骨を義父も気にはしていたらしいが
ようやく重い腰をあげた。
納骨が遅くなり、いつまでも手元に遺骨を置いておくと
早くお迎えが来る(この場合は義母が義父を迎えにくるのだろう)
との言い習わしもあるそうで、義父以外の人間は
「じゃあもうしばらくこのままで(早く迎えにおいでという意味で)。」
というブラックなジョークを自然に交わしていたのだが、それを
真に受けた義父も「そりゃあ適わん」と慌てたのだろう。
大きい寺ではあるが、祝日のせいでもあるのか人影はなく、
事務所に座っていた当番らしい人に声をかけて手続き。
我が家は一応真言宗なので、他宗派の式にはやや違和感がなくもない。
お経も節回しも違うが、それが新鮮で興味深い。
終了後またアマゾンで真言宗と般若心経に関する書籍を注文して
しまった。我ながら影響されやすいもんだ。
門を出た。
もうちょっと遅ければ歩道にはイチョウの葉が敷き詰められて
それをサクサク踏みながら歩けたのに・
と思いながら、ほぼ交流のなかった義母を思い出しつつゆっくり
歩く。
その後はクルマで移動して某店で食事。施主のおごりだ。
カネがないんだから、ホカ弁でいいのに。
いや、これも供養の一つなのか。
| Trackback ( 0 )
|