GITANESがパッケージの中で横倒しに
なるのと同じぐらいイライラする。
それとは無関係に・・・。
フットカバー。
ベリーショートソックスという名前をつけている店
もあるが、要は「履いていないように見える靴下」
のことである。
もうここ最近では、何を誇っているのか元気自慢なのか
知らないが、真冬でも頑張って靴下を履かずに過ごす
男性もいる。
多くの人は「靴下を履かない」ということに対して
抵抗がある。当然靴の内部が汚れやすいからだ。
でも、ビジュアルは「靴下を履かない人種」に近づきたい
という心理もわかる。そこで登場するのが
フットカバー、ベリーショットソックスである。
因みに、靴下を履かないのを「純一」、
フットカバーを密かに履いていることを「偽純一」、
ちゃんと外から見える靴下を履いていることを「反純一」、
スニーカーソックスは履いている状態を「順純一」
と呼ぶ’(私がそう呼ぶ)。
この、「偽純一」が、靴の中で脱げる脱げる。
どんどん脱げる。歩いていると脱げた「偽純一」は
つま先側にどんどん移動する移動する。
これがイライラする。
靴と偽純一の相性が頗る悪いのだろう。脱げる。
靴を脱ぐたびに偽純一を履き直す作業が必須になる。
偽純一にセロテープを貼り靴に固定してやろうか、
いや靴の中にテープを貼ってそれで固定しようか、
もう踵にホッチキスで偽純一を留めてやろうか
と色々妄想するのだが、その妄想の間にも偽純一は
つま先に集合する。決して後戻りはしない。
前進あるのみ、わが生涯に後戻りなし!というと
戦国武将ならあっぱれかも知れないが、靴下なのだ。
ちゃんとした「反純一」を履けば何の問題もないことは
百も承知なのだが、まあ靴下を日に何度も履き直しながら
強く生きていこうと思っております。
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