the other side of SmokyGitanesCafe
それとは無関係に・・・。
 





GITANESを吸いながらという訳にはいかない。
それとは無関係に・・・。


周囲でインフルエンザにかかった人が数人いる。
充分気をつけて生活しているが、やはり気になる。
自分も喉がいつもよりガラガラ違和感があるなんて状況になると
ますます気になるものだ。


朝起きると、ちょっと咳が出て
変な感覚があった。こういう場合、翌日にはもっとかなりはっきり
喉が痛くなる というパターンだ。


自宅から徒歩で行ける内科に行ってみた。


あまり混雑していない待合で10分ほど待つと、すぐに名前を呼ばれた。

月亭可朝のような医師が座っていた。冷静に考えると全然似ていないのだが
空気は確実に月亭可朝だ。※個人的感想です。


医師「さて、どうしたの?喉が痛い ということだけど・・・」
私「正確には『明日ぐらいに喉が痛くなる前兆がある』という程度なんですが。」
医師「ん?じゃあ今日は痛くない?」
私「いや、普通ではないです。」
医師「熱は?」
私「平熱です。」
医師「食欲は?睡眠は?」
私「普通ですが。」

可朝師匠は腕組みをしながらにやにやしている。

医師「インフルエンザじゃないよね?検査する?」
私「いや、その心配はしてないです」
医師「あ、そう。で、どうしようか?」
私「いやあ、例年ならお医者さんに診せるのが遅すぎて長引くもんだから、
  今年は早く行こうと思いましてね。」
医師「うん、かなり早いねえ。」
私「・・・」
医師「鼻水は?」
私「まったく出ないです。」
医師「・・・」


静かな医院なので待合室の様子もなんとなく聞こえてくる。
あまり誰もやってこない医院のようだ。


医師「ええと、じゃあインフルの検査も要らないよね?じゃあクスリを出そうか」
私「お願いします」

医師「薬で何か障害が出たような経験はない?」
私「先日『眠くなる恐れがあります』という薬を処方されて飲んだら昏倒しました。」
医師「あ、それじゃあ鼻水止めのクスリは止めた方がいいねえ」
私「鼻水出てませんしね。」
医師「じゃあ、炎症止め?」
私「はい、お願いします」
医師「それと、抗生剤か」
私「はいお願いします」
医師「トローチとか」
私「あ、いいですねえ。」


医者と相談しながら薬の種類を決めたのは初体験だった。



医師「まあ、お大事に。」
私「ありがとうございます」


傘を差して、ほとんど車が通らない裏道をトボトボと歩いて帰った。

はて、明日かぜの諸症状が一気に悪くなるんだろうか?
いや、でも薬もらったし、症状が出る前に治ってしまうんだろうか?

と考えながら、しかし数分で自宅に到着した。



すぐにひるめしを食べて
そして食後クスリを飲むのを完全に忘れてしまった。


やはりもうちょっとつらい状況にならないと
薬の存在など忘れてしまっているのだなあ。












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