暗示

GITANES嗜好者の我に帰る瞬間～しばらく離れていた自室の匂い。
それとは無関係に・・・。


うっかり手を滑らせるなどして、ケータイを地面へ落としてしまう経験は
誰にでもあるだろう。
統計結果と比較したことなどもちろんないが、私はその頻度が低く、
年に１回あるか無いかのペースである。

ところが昨日は１日のうちになんと３回もケータイを地面に
落としてしまった。
そのうちの１回などは本体・バッテリー・バッテリーを覆うカバー
（覆うからカバーなんだろうが・・・）と、パーツが３つに
別方向に飛んでいってしまうほど、騒がしい落下だった。
これは何かある、
ああ、やはりケータイを買い換えろという暗示であるに違いない。

と、人間は何かが起こるとそれと都合の言いように解釈し、
自身を説得できる能力を持っている。・
ケータイをそろそろ変えたいなあ、と思っている人間は
何を見てもそれに結びつける作業を頭の中で繰り広げる。

「なんか、電波がわるいなあ。変え時かもしれん・・・。」
「ボタンの具合がおかしくなってきた。そろそろ・・・。」
「このバッグには合わないなあ・・・、いっそ・・・。」
「あ、てんぷらが冷えちゃった、ケータイを変えないと・・・。」

最後の一つは少々強引だが、結びつける思考のプロセスなど
出鱈目なもの、台風桶屋である。


今日はちょっと風が強いし、風呂桶には昨日躓いたので
そろそろケータイを変えないといけない。


問題は、ドコモのモノには全く食指が動かないという点である。
他社に乗り換えろ　という暗示なのか。