百先生、ラヂオを廃すの巻。
ラヂオをつけると、つまらない事を言っているとか、演奏があまりに下手くそだったりして、却って聴き入ってしまい、腹を立ててしまうことになるというのが、その理由です。
そして、ラヂオを聴いていて一番困るのが天気予報を聴くことで、これは、病人が自分でしきりに体温や脈拍を測るようなものであって、実際の天気がどうなるものでもないから、何の役にも立たないとの御説です。
ラヂオを止めて先進的になった百先生、「なんだ、君の家には、まだラヂオがあるのか」と言ってみたくて仕様がない。
現代で言えば、テレビを廃す、ということになるのでしょうが、私にはとてもできそうにありません。
天気予報なども気になって何度も見てしまいますし・・・(笑)。
旺文社文庫『有頂天』で2ページちょっと。
ちくま文庫「百集成(12) 爆撃調査団」に収録。
ラヂオをつけると、つまらない事を言っているとか、演奏があまりに下手くそだったりして、却って聴き入ってしまい、腹を立ててしまうことになるというのが、その理由です。
そして、ラヂオを聴いていて一番困るのが天気予報を聴くことで、これは、病人が自分でしきりに体温や脈拍を測るようなものであって、実際の天気がどうなるものでもないから、何の役にも立たないとの御説です。
ラヂオを止めて先進的になった百先生、「なんだ、君の家には、まだラヂオがあるのか」と言ってみたくて仕様がない。
現代で言えば、テレビを廃す、ということになるのでしょうが、私にはとてもできそうにありません。
天気予報なども気になって何度も見てしまいますし・・・(笑)。
旺文社文庫『有頂天』で2ページちょっと。
ちくま文庫「百集成(12) 爆撃調査団」に収録。
爆撃調査団―内田百〓集成〈12〉筑摩書房このアイテムの詳細を見る |