備忘録パッチワーク風  池野徹子

ある日の出来事中の雑感・つぶやき
川の流れのように過ぎる日々。
ファミリーとの共通の思い出。

ポーラ美術舘

2006-09-12 11:00:56 | 旅行


浜名湖の帰り、ポーラ美術舘に向かう。以前から訪れてみたいと思っていました。

パンフレットによると


箱根の「自然と美術の共生」をコンセプトに2002年2月開館。

ポーラグループオーナー鈴木常司氏が40年かけて収集した美術作品
9500点から成っています。

コレクションの中核は19世紀フランス印象派やエコール・ド・パリなどの
西洋絵画400点であり、また日本の洋画、日本画、東洋陶磁、非本の近代陶磁、
ガラス工芸、化粧道具など多数、幅広いコレクション。


アプローチブリッジとエントランスは、ガラス張りで
周りの景色をさえぎっていません。

ほとんどを地下において森の風景の中に溶け込むように設計されています。

1時半から館内を回り、気がついたら夕方閉館の時間でした。
たびたび訪れたい場所に加わりました




今回はピカソの5つのテーマ
1、青の時代 バルセロナーパリ
  ピカソ  海辺の母子像   五木寛之も日曜美術館で語っていた作品
  ピカソ  通りの光景

2、キュビズムの聖地 オルタ・デ・エブロ
  ピカソとセザンヌ
   ピカソ  裸婦
   セザンヌ 4人の水浴の女たち

3、ピカソとブラック静物
   ピカソ  葡萄の帽子の女
   ピカソ  ろうそくのある静物
   ブラック ギターのある静物(バラ色の背景)
   ブラック 水差しと骸骨 水差しと果物   
         これは1枚の絵の裏表に書かれ、しかも縦書きと横書きで、
         工夫された展示です
4、聖愛と俗愛 ピカソと女性
   ピカソ  母子像
   ピカソ  花売り
   ピカソ  帽子の女

5、ピカソ、スペインの伝説
   ピカソと挿絵本
    ピカソ  タウロマキア(闘牛)
    ピカソ  すいかを食べる男と山羊
    ピカソ  花束を持つピエロに扮したパウロ

他、多数。

地下展示場2F
西洋絵画
  アングル     男の頭部(ホメロス礼賛)のための習作
  モネ       睡蓮の池
  ファン・ゴッホ  アザミの花
  ユトリロ     シャップ通り
            背景にモンマルトの丘の寺院が書かれている。
  パスキン     果物を持つ少女
  シャガール    私と村
  マティス     リュート

日本洋画
  小山正太郎    
  黒田清輝     野辺
  岡田三郎助    あやめの女
  藤島武二     女の横顔
  岸田劉生     麗子坐像
  佐伯祐三     アントレドリュードシャトー
  安井曽太郎    中国風景

装身具
 トルクメンの装飾品-シルクロードの赤い宝石

  エグメー(花嫁用頭飾り)
  ブコフ (首飾り)

工芸
 日本の近代陶芸  人間国宝を中心に
   
   北大路魯山人  萌葱金襴手唐草文向付
   浜田庄司    青釉流描大鉢


地下2Fロビー
  エミリオ・グレコ  水浴の女

以上は音声ガイドされているものです。

そのほかに、4月に福岡で出会った絵画も多多。うれしかった~。


カフェ「チューン」

まるで森林浴しているような雰囲気。
 サーモンのサンドとケーキ。お茶をいただく。
  その場で現金払い。ーーーフランスの街角もそうですね。



ミュージアムショップ
 楽しいものが沢山ありますが、フランスのモネの家で売っていたものも。

 箱根で手に入ります・