An Inconvenient Truth: The Planetary Emergency of Global Warming and What We Can Do About It Rodale Pr このアイテムの詳細を見る |
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『不都合な真実』を見た。本の方はペラペラめくっただけ。
地球温暖化に警鐘を鳴らすアル・ゴアのスライドショーは、1000回を超えるという。講演ではない。スライドショーである。誰にでもわかるようにするための工夫なのだ。
だが、彼が幾ら声をからしても、本家本元のアメリカが腰を挙げない。京都議定書に批准しないのは、アメリカとオーストラリア。二酸化炭素の排出量トップは、アメリカだと嘆く。
1990年代の初期、パパブッシュの映像が流れる。あからさまなゴア批判だ。産業振興を犠牲にして環境をまもるだと?狂言もはなはだしく、クレイジーだとこき下ろされる。
しかし、ゴアはくじけない。祖国アメリカを、その底力を信じて疑わない。崩壊寸前の地球環境。だが、打つ手がないわけではない。まだ、間に合う。60億地球人が、心を一つに、できるところから始めれば良いととく。
日本の環境技術で世界を救おうと言ったのが高城なら、ゴアは、アメリカこそ、地球を救う鍵だと自国民を鼓舞する。アメリカと言わず、みんな発奮しようぜ。ガラスの地球を救うのは俺たちだ!