だえもん 田中通のブログです.三重県鈴鹿市周辺「私たちの地域を考える」関連記事等が入ります.鈴鹿市議会議員「田中とおる」
blog daemon - Toru Tanaka / 鈴鹿市議会議員 田中とおる(通)



結構大きい塾が倒産した.

倒産するちょっと前からもういよいよ本気で危ないと聞いていたので,結果には驚かないが,現場の生徒さんや職員の方々は大変らしい.

まだニュースには上がってきていないみたいだし,記者さんも嗅ぎつけることができるのだろうか???

新聞は明後日くらいになるのかな.


こんなこともあるものなのだなぁ.

受験生にとっては真夏の悪夢.

立場としては救える側ではあるが,火事場泥棒みたいになるし,少し引き気味.

ある程度人数がまとまれば破格になるが,今の状態ではまとまることも考えられないだろう.


いつも言っていることだが,「学問に王道なし」である.

必死の一歩一歩が道になる.

大変だろうが,今こそがんばってほしい.


まず自分で考えて,それから私の力を必要としてくれるのなら全力を尽くしたい.


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23:03
思いっきり今日の朝刊でした.



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一番近くで領収証が購入できるのはカーマだが,ここのところ全くノンカーボン複写ができる領収証が置いていないので買い足しをためらっている.

一時期はもうカーボン複写の存在が消えていくのではないかと感じるくらいだったが,身の回りでは時代は完全に逆行した.

いったいどうなっているのだろうか?

会社設立当時から現金は口座間を行き来させて記録に残す方針なので,ふつうの会社に比べて領収証発行は極端に少ないだろうと思う.

それでももう7年もやっていると何百枚かは必要になる.

そうなると何冊も必要なのだが,少ないからこそ綺麗なもので残したい.




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こんなニュースが出ている.

国民年金保険料の納付率、4年ぶり低下し66・3%に(読売新聞) - goo ニュース

当然あの浮浪者も年金なんか関係のない生活をしているのだろう.

何せ住むところがないのだから.

私が老いたときには,年金を受給できない人は,きっと今以上になるだろう.


浮浪者に「働け」と求める人は多い.

「ホームレスはゴミ」と言い放ち,火をつける人でなしも増えてきた.

でもこの世の中にたったひとりで生きねばならず,そして働こうにも70前後になっていたら,私たちは何を彼らに求めるべきなのだろうか?

THE BIG ISSUEも三重県では販売していないし,この地域でのケアは何があるのだろうか?


浮浪者と話をした経験がある人はわかると思うが,意外にしっかり話ができる人が多い.

しかしながら,身なりがきれいな人はいない.

もし身なりさえ小奇麗にさせれたら,そこらのニートよりもまともな人も少なくないだろう.

お風呂を入らせてやれる公的な施設はないのだろうか?

服を洗濯してあげれないのだろうか?

服の替えを提供してやれないのだろうか?


阪神大震災のときでもそうだったが,衣料品は余りまくっていた.

世界の被災地や,アフリカ・アジアの貧しい国に服を送る場合でも,程度の良い服以外は敬遠されている.

でも身近な浮浪者にそこそこきれいな服を着てもらいたくてもどうしたら良いのだろうか?


個人で動くことはできるが,それは調査レベルの話でしかない.

社会というシステムはどう機能すべきなのだろうか?




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うちは自宅兼事務所なので,普通の住宅なのに小さくではあるが道路に向けて「だえもん」の看板が出ている.

そのために昨日は少し変わった来客があった.

女性の浮浪者がやってきたのだった.

近所には20年のベテラン浮浪者がいて,彼は実に立派に自立している珍しい浮浪者なのだが,その時にきた女性は今,まさにその世界に踏み込んだ人だった.

とにかく話相手になってもらうのも申し訳なさそうにしながら,そして自分の人生の非を認めながら,恥を忍んで私に求めてきたのはお金でなく,「食べ物」だった.

お金を乞う浮浪者やプータローにはいくらでも会ったことがあるが,飢えを訴えてきた浮浪者は初めてだ.

何でもその女性は生活はほとんど破たんしていたところに,頼りにしていた人が死に,最後に頼りにした人とうちの近所の公園で2日前に待ち合わせだったのだが,結局その人は現れなかったのだそうだ.

全然足りないだろうが,ちょっとした施しをさせてもらうと,彼女は「ありがとう」と言いながら泣き崩れてしまった.

「ありがとうございます.ありがとうございます...」

「私が悪いんやけど...あほやから...私はあほやから...」

「頼れる人もおらへんのに...ご迷惑おかけして...すみません...」

「ありがとうございます.絶対二度と来ませんから...二度と絶対...」

そう言ってその老いた女性は,私の前から消えるのが最後の責任であるかのように,それだけが自尊心の拠り所であるかのように,すっと消えていった.

玄関で腕を組み,彼女を見送った私には,何か考えさせられるものが胸に残った.





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