アゲハ蝶の幼虫が育っています

うれしいことにようやくアゲハの幼虫が巣立ちそうです．

今年はこれまで2-3回程，かなり大きいところまで育ったのですが，蜂や鳥に襲われたのか，蝶が庭を舞う姿を見ることができませんでした．

でもいよいよ大きめの幼虫が4匹．

三つ葉を残しておいた甲斐がありました．

早くきれいなアゲハ蝶を目にしたいですね．

ミュージアムタウン構想

芸術拠点形成事業（ミュージアムタウン構想の推進）の概要
http://www.bunka.go.jp/1bijyutu/museum_town_kousou_gaiyou.html

今動いている「まちかど博物館」がこれに該当するかどうかはわかりませんが．．．

それにしても，「ミュージアムタウン構想」とはうまいネーミングですね．

DVD, VHS, 本，講演会

もうすぐ与えられた宿題に切りがつく．

DVD, VHS, 本と，ひと通り目を通すことができた．

そして残るは昼からの講演会．


幸せに生きる子を育む
～金子みすゞのこころで～
講師: 鈴木隆子さん
8月3日(金) 受付13:00 開演13:30
場所: 鈴鹿市民会館


車だと遠くから来られる方が大変なので自転車で行くつもり．
晴れてくれて良かった．


それにしても情報通信に携わる者としてこの状況を見てみると，DVD, VHS, 本，ライブと実に多メディアに亘っているものだ．

ひとりの熱意に端を発しているのだが，あらゆる手段が必要だった．

受け手としても私には全てのチャンネルに対応できる余裕があったが，それはすべての人に当てはまるものではない．

本質から外れたところにある出し手・受け手双方の負担．

それがなくなったとき，この情報の浸透性は非常に高まる．


情報をシームレスに伝えるというのが私の分野の仕事でもあるので，研究ももう少し進めないといけないな．．．

四日市の空気

もう10年くらい前の話．

去年死んだじいちゃんの畑の手伝いをしていたら，昇らぬ野焼きの煙を見て，じいちゃんが「低気圧やな」と言った．

最初は訳がわからなかったが，「低気圧が来とると煙が上にあがらんのや」とのじいちゃんの説明を聞いているうちに，なんとなくわかってきたので，頭の中で気圧の等高線を描いてみた．

確かに煙の可動域は低気圧の場合は横に広い．

いろんな平方根を10桁くらいは楽勝で覚えているじいちゃんだけに，「さすが」と思ったものだった．



今日は明け方までぶっ通しで開発の予定だったが，予想外にことが進み，夕方には多少時間が取れるようになった．

そこで休みの間に入っていた名古屋の仕事を今夜に動かしてもらった．

すぐにでも特急に乗りたいところだが，地理的な定めで千代崎から四日市まで普通で移動しなければならない．

塩浜に着いたとき，開いた扉から異様に臭いにおいが入ってきた．

「コンビナートのせいか」

その時はその程度しか思っていなかった．

名古屋の仕事も順調に運び，調子に乗って酒を飲んでいると，気がつけば最終電車を逃していた．

近鉄で名古屋-千代崎間は800円するのだが，お金を入れても670円までしか表示されないのだった．

なかなか焦ったが，運が良いことに家族に迎えに来てもらえた．

窓をあけて走ると，また夕方のように異様な臭さ．

はっと気がつくと，煙突からの煙が真横あるいは若干下向きに走っていた．

じいちゃんの言っていたことを思い出した．

そして更に考えさせられた．

今日，台風だから四日市が臭いんじゃないと．

実はいつも臭いのだが，煙をある程度高いところから出しているに過ぎないのだと．

火をつけたら燃えそうなくらい，異様な臭いだった．


台風の低気圧で気づいた事だが，こんな状況で良いのだろうか？

日本の4大公害である「四日市ぜんそく」が，まさに棚上げされただけだったらとんでもないことだ．